それからしばらく、何事も無かった(?)ように日々を過ごして行きました
その頃、毎日スマホに入っているくっぱの写真を眺めては『くっぱに会いたい……会いたい……』なんて泣いたり落ち込んだりするのが無意識に習慣化してしまっていたのですが💦
ある時、思い出したようにペットショップで撮ったもずくの写真を見たんです
生後たった1ヶ月半で、お母さんと引き離されて……
ペットショップのショーウィンドウに入れられて、お店の営業時間外はずっと1人ぼっちにさせられて、営業時間内だってご飯の時以外は1人みたいなもんで
なんて可哀想なんだ
ペットショップって残酷だ
生体をなんだと思ってるんだ……
なんて、何故か急にいたたまれなくなってきてしまったんです
くっぱは、ブリーダーさんから直接お迎えした子でした
3ヶ月ぎりぎりまでお母さんと、ブリーダーさんの愛情を受けながら、兄弟達と育ってました
だから、我が家にお迎えした時も、噛まない吠えない大人しい人懐っこい……と、かなり情緒の安定した状態でのお迎えでした
私は、ペットショップで犬に触れるのは全くの初めてでした(ドッグフード等々を購入する為に行くくらいなもんでした)
当然ショップで生体を売っていることは認識していた訳ですが……いざ、その温かい体に触れてみると、頭では分かっていたつもりでも 、生き物を陳列しているという悲しい現実を初めて目の当たりにしたような気持ちになりました
売れなかったらどうなるんだろう……
親元に帰るのか……
格安で『売れ残り市』みたいなことするのか?
まさか……
殺処分なんてこと……ない?よね???
なんて、気になってしまい
その日から、くっぱの写真を見ると同時に、毎日もずくの写真と、そのペットショップのHPを欠かさずチェックするようになりました
早く良い飼い主さんに貰われますように……と願いつつ