やっと観れました、Thrill me

 

うーん、噂通りのすごい世界だ

共依存?かと思いきや・・・

怖ーいっ!!

極度に利己主義で冷徹な「彼」

「彼」の気質には普通の人なら何も惹かれるものは無いけれど、

そんな「彼」を「私」は独り占めしたーい!…なんで?

 

が実は・・・

 

今までいろいろなキャストで上演されてきた

「歴史」ある舞台のようですが、

今日は福士誠治さんと成河さんの組み合わせ

おそらくこのキャストが無ければ見ようとは思わなかったですよ。

危うい空気がプンプンしてますもん

 

彼の成長過程で何かしら辛い思いをしたのかもしれないと思わせる、弟に対する屈折したセリフが垣間見られ

それが積もり積もってあんな風にねじ曲がっちゃったのかな?

と考えれば少しはわかる・・・かなあ・・・ていうか「わかる」必要はなさそうだ。

そんな単純に考える必要はなさそう

 

いつの世も理解不能な犯罪はありますからね。

だいたい、理由を聞いて「なるほどねー」なんて 刑事ものみたいに犯人の心理が「わかる」殺人事件なんて、現実には無に等しいじゃない。

 

「彼」を演じ終えた福士さんがカテコでお辞儀されたとき

最後に手のひらがスーッと膝下から足首まで、さする様に伸びて

ふっと明るい笑顔を見せてくれました。

 

あーやっぱりこの笑顔が好きだなー(#^^#)