『余命10年』を読了しました。
この本の話は、主人公の茉莉(まつり)が不治の病で余命10年と知るんだけど、死に対して恐れず生き、趣味に没頭したり、しないと決めた恋に落ちる話です。
最後やはり亡くなるんだけど、彼女の死に対する生き方に本当に感銘を受けました。
強いなって思いました。
もう涙ボロボロです

色々考えさせられました。
私は不治の病でもなければ、余命宣告されてません。
ただ死が追いかけてくるというより、自ら死を追うことはありました。
もし私が余命10年だったら、彼女みたいに死を恐れなかったかな?
いや、今は怖くて怖くて仕方ないと思います。
やりたいことなんて見つけられない、死で頭の中はいっぱいじゃないかな?
死にたくない。
元気な今はそう感じます。思います。
大事な人を残して逝くって…切ないです。
この本の作者は、『余命10年』の刊行を待つことなく、持病で逝去しています。
茉莉と同じこと考えてたのかな?
「死ぬことは怖い。生きることも怖い。」
希望に満ちてたら、生きることも怖いなんて思わないよな…
茉莉が可哀想。
もちろんそれも思ったけど、可哀想って思わせないくらい、強く生きてました。