事故から数日が経ち、とうとう警察に言われていた日がやってきました。実況見聞です。
実況見聞の流れは、まずお互いの車体チェックから始まり、事故現場の検証、お互いの話しを聞く、最後に警察からの確認みたいな感じでした。
とにかく、自分の不利になることは言わないと、母親にアドバイスをもらっていましたが、警官は当事者の発言をそこそこに、どんどん話しを進めて行きます。正直適当な感じを受けました。
そして、最終的に警官は「あなた達は両方に同じだけ過失がある。」とおっしゃっていました。刑事ってこんなもので、恐らくお互いに同じ行政処分も入ったのでしょう。適当か!
そんな感じで、実況見聞は呆気なく終わりました。残るのは民事です。民事も刑事のようなあっさりと終われば良いのですが、世の中そんなに甘くありません。
実況見聞の後、Aさんと少し話しをしました。私が「怪我は大丈夫ですか?」とか「本当にご迷惑かけました」みたいなことを言うと、Aさんは「ああ大丈夫、俺も悪かった」と言っており、仕事の話などを少し雑談して別れました。
そして、実況見聞が終わり、数日が経った頃、Aさんから車体の見積もりが出ましたとの報告がありました。Aさんから「とりあえず話したいから、母親と一緒に○○までこれる?」と連絡が来たので、はいとだけ返事をして待ち合わせの場所に行きました。