1.引越し費用は時期で節約

引越しは、3月下旬～4月初旬の時期が、一年で最も集中する時期だと言われています。

これは、4月から学校に入学される方や、新入社員で一人暮らしを始める方など、年度初めの新生活に向けて、引越しが一斉におこなわれるためです。

また、9月下旬～10月初旬は、企業の転勤や移動による引越しが多くなる時期ですので、この時期もやや引越しが込み合う傾向にあります。

それ以外の日は、土日祝などの連休が重なる時期を利用して引越しを完了しようと考える人が多いために、連休が続く日は引越しの依頼が多くなります。

引越しの依頼が多い時期は引越し費用が高くなる傾向にありますので、それ以外の平日や、引越し業者の都合の良い日に依頼をすると、引越し費用がより安くなる傾向にあります。

もし、引越し時期や引越し場所が、予め早い段階で分かっている際には、引越し業者の都合の良い日時（＝引越し費用が一番安くなる日）を聞いて交渉すると、値引き金額も大きく調整してくれる可能性が高くなります。

2.引越し費用は荷物で節約

引越し費用は、荷物の数によって費用が増減するものです。

そのため、極力荷物を少なくする事で引越し費用を安く抑える事ができます。

着なくなった衣類や下着、汚れた布団や毛布、使わなくなった小物や雑貨はなるべく処分した方が、
新しい引越し先での新生活も、気持ち良く過ごす事ができるようになります。

古い家電や家具などの大きな物を処分するには、市区町村に粗大ゴミの回収を有料で依頼する必要がありますので、一度リサイクルセンターなどに回収を依頼すると、意外な値段で引き取ってくれる場合もあります。

たとえ0円での回収であっても、粗大ゴミの処分費用を節約する事ができます。

古本やDVD、CDやゲームは、古本屋などの買い取りセンターで売ると、多少でも現金に換える事ができますので、引越しの荷物にならないように、読まない本、見ないDVDなどは、思い切って売りに出すようにしましょう。

近くにリサイクルセンターや古本屋が無い場合でも、インターネットで検索してみると、見積り査定に無料で来てくれる業者が見つかる場合もあります。

3.引越し費用は相見積りで節約

引越し費用は、引越しの依頼が集中しやすい時期を避け、曜日や時間帯など、引越し業者の都合の良いタイミングに依頼をすると、より引越し費用を安く抑える事ができます。

そのため、一般的な相場はありますが、ある程度は交渉次第で値引きをする事が可能です。

また、他社の引越し業者の見積りを事前に取り寄せておき、それを元に交渉すると、さらに見積り費用の値引き交渉が通りやすくなります。

学生の場合は、学校が推薦している格安の引越し業者がある場合もありますので、事前に問い合わせてみる事も有効です。

もしマイカーやレンタカーで移動できる距離であれば、大型の家具や家電のみを宅急便に依頼して、残りの自分で運べる荷物は極力自分で運ぶようにすると、特に引越し業者へ依頼をしなくても済むかもしれません。

最近は、ネット通販やオークション売買などで、大型の家具や家電を送るケースも増加していますので、ダンボールなどの資材や梱包についても、柔軟に対応してくれる配送業者が増えています。

そのため、事前に送料などを相談しておく事も、引越し費用を大幅に節約できる事になる場合があります。