ゆけゆけハッチ、ミツバチハッチィィィ!
花のおフランスが舞台ザンス。
ミーの経験から言うと、
この手の映画は、でっかい蜂が出て来てぎゃわーとなるものが多いザンスが、
これはでっかいのが出てこないザンスよー!
シェー!!
観光と農業がメインのとある田舎町に、
パパ(医者)と娘がやってきます。
パパの知人がバカンスで旅行に行くので、その間、プールもある美しい大豪邸を使い放題。
体の良い留守番じゃねーか!
ここには一人息子が両親と一緒に旅行に行かず残っていました。
後に嬢とアチチになります。←お約束
パパと娘は、あんまりうまく行ってない…、
と言うか娘が反抗期。
ママと離婚したことも一因?
その頃、蜂による死亡事件が相次いで発生します。
養蜂家の蜜蜂の巣箱から蜂が消えたり、
蜜蜂を襲いに来たスズメバチが逆に殺されてたり…。
蜜蜂の中にハッチが紛れ込んで、作戦練っとんちゃうんか?
(みなしごハッチの最終回を見た人ならそう思うはず)
昆虫学者から養蜂家になったおねーさん。
彼氏と一緒に養蜂業を営んでたのに、
彼氏は蜂に刺されて死亡。
その上、
「オメーが遺伝子改良かなんかして攻撃的な蜂作ったんちゃうんけ?」
とあらぬ疑いまでかけられてしまいます。
こういう時のために、人間関係は上手に構築しとかなあかんのやね?という人生の教訓も含ませ~の。
パパは医者なので、何人もが蜂に刺されて死んで行くことから市長に忠告をしますが、
「バーロー、この街は自然と共生して生きていく街じゃー!
オメーの指図は受けねー自然バンザイ、自然があればなんでもできる」
みたいな、自然至上主義者でした。
パパとおねーさんはこの危機を救うため奮闘するのですが、
嬢ちゃんからしたらパパに新しい恋人ができたようにしか見えずヽ(`Д´#)ノムカッ!!
嬢ちゃんは、パパの言いつけを聞かず、勝手に外出しますが、
蜂の集団に襲われました。
「パパごめんよぅ、アチシが悪かったよぅ、助けに来てくれよぅ」
丁度その頃パパとおねーさんは、
蜂が攻撃的になったのは、
その年の異常な暑さのせいと、今は閉鎖されている工場から漏れだした廃液が花の蜜を介して蜂の体内に取り込まれたことが原因だった事を発見!
ブンブンと蜂が飛び交う中、娘を救助に行きますが、
次々襲ってくる蜂に、もうアウトーと思ったら、
何とか消防署や警察の人に助けてもらいました。
蜂も駆除され、パパと娘も和解して、
パパとおねーさんはくっつき…。
えええっ、彼氏死んだら即効でパパとくっつくのか!
さすがおフランスの男、手が早いわ。
この映画、巨大蜂は出てこず、
むちゃくちゃな数の蜜蜂がただただブンブン飛んで刺してくるだけなんですが、
これが巨大じゃないだけにリアルで良いのですよ。
話はパパと娘の軋轢とかの人間ドラマ(鬱陶しい人間関係)がメイン。
かなりまじめに作られてます。
でっかい蜂が火の玉吐くような映画とはちょっと違いますが、
それ故、退屈感が若干あるのも否めないかなぁ。
しかしですね、そんな退屈感も、
嬢ちゃんのぷるりんお胸の谷間チラ見せで吹っ飛んでいくから、ちんぱいないさ~!
さすがおフランスの娘。
まだ高校生かなんかなのに、このチチかーーっ!
ハチ映画なのに見所はチチ!
蜜蜂が危険とわかったら途端に花を引っこ抜き出す市長がステキだw