保証人とは?

保証人とは?

困ったときはお互いさまだからと引き受けるのは簡単ですが、保証人の制度についてちゃんと理解しているでしょうか?

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もし保証人になってほしいと身内や友人から頼まれたら、中々断りにくいものです。
困ったときはお互いさまだからと引き受けるのは簡単ですが、保証人の制度についてちゃんと理解しているでしょうか?



簡単にいうと、お金を借りる本人が返済できない場合に代わって借りたお金を返済する人になることです。



だた、これは単なる“保証人”の説明で、“連帯保証人”となると話は変わってきます。
でも、普段“保証人”というのはだいたい“連帯保証人”のことをいいます。“保証人”の場合には、債権者から「保証人なのだから返せ!」と言われても債務者本人に請求してくださいという権利があります。



また財産などを差押えしようとしても「先に債務者の財産を差押えてください!」と言うことができます。
金融機関が単なる保証人ではなく責任の強い連帯保証人を要求するのが分かったでしょうか。



これは貸し手にとって、最小限にリスクを抑えられる制度です。



借金の全部を肩代わりする連帯保証人には、自己破産した経験者の十人に一人が連帯保証人になったことが原因です。
連帯保証人になったということは、将来の人生で予測できないリスクを背負ってしまうことです。



そういうトラブルから守るためにできることは、連帯保証人にならないことです。



だから、相手が恩人であっても、簡単に連帯保証人になるべきではないです。
それでも理解して、引き受けなければいけないのなら、万が一に、代わって払う覚悟をしたほうがいいです。



代わりに払うつもりはないとか自分に債務を保証する能力がないと考えるなら断るべきです。



軽い気持ちで印鑑を押した時から、その借金は連帯保証人のあなたの借金になってしまうことを忘れないように覚悟を決めてください。



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