movieroomのブログ
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エレジー

この冬、味わい深い人生を、
Bunkamura「ル・シネマ」から。

初老の大学教授と教え子の愛を描いた
大人のラブストーリー、「エレジー」。
タイトル通り、渋い渋い映画なのでしょう。

ふたりの年の差は、なんと30歳。
ヒロインは、あの、ペネロペ・クルス。
プライベートではシングルマザーの彼女。
でも、ママになっても、いくつになっても、
セクシーで魅力的です。

まさにアンチエイジングの鏡。
きっと、この映画に負けない
素敵な恋をしているんだろうな~。
女性が、いつまでも、若く美しくあるためには、
「エレジー」な甘く切ない恋が
重要なんでしょうね。

バグダッド・カフェ(1987)

一番好きな映画は?と聞かれて、すぐ思い浮かぶのは、
やはりこの「バグダッド・カフェ」です。
この映画の中でジュベッタ・スティールが歌う
「コーリング・ユー」を聞くたび、
思わず日常を忘れて、まったりと幻想的な気分に浸れてしまうのは、
きっと私だけではないはず。

舞台は、ラスベガスとロサンゼルスを結ぶ
道筋に位置するモハヴェ砂漠。
そのはずれにぽつんと取り残されたように、
寂しげなモーテル「バクダット・カフェ」が登場します。

この枯れ果てた砂漠のカフェが、大人の女の友情で、
心と喉をうるおす砂漠のカフェ、「バグダッドカフェ」に変わてゆく。
砂漠とカフェ、デブの白人女とヤセの黒人女、
これらの対比がきわめて秀逸。
対極にあるものを受け入れ、
お互い補い合いながら成長して行くことこそが、
人生の極意だと教えてくれているようです。

ちょっと意外なのは、ドイツ映画だということ。
ドイツって、堅くて真面目なイメージなんですけど、
こんな魅力的な映画が生まれる土壌があるんですね。

監督パーシー・アドロン、主演マリアンネ・ゼーゲブレヒト。
1987年 ドイツ