米軍大尉のサムは正義感溢れる                  優しい人物で、愛する妻グレースと二人の娘と共に幸せな家庭を築いていた。だが、彼の弟のトミーは対照的な人物で、銀行強盗を犯したため刑務所に収監されていた。
そんなある日、サムはアフガニスタンの戦地へ出征しなければならなくなり、一方のトミーは刑務所から出所するのだった。しばらくして、サムが戦死したとの報せがグレースの元に届く。悲しみに暮れるグレースを見たトミーは、彼女らの助けになるよう努力する。そんなトミーの存在がグレースの悲しみを癒していき、トミー自身もグレースと接することで自分が変わっていくのを感じるのだった。だが、そんな彼らの元に、死んだはずのサムが戻ってくる。戦死したという報せは間違いだったのだ。喜ぶトミーとグレースだったが、サムは戦場での体験が原因で、暴力的な人物へと変わっていた。
(wikipediaより)







もう、とにかく涙の嵐!!!
以前、戦場へ行った人物は人格が変わってしまい元の人格に戻ることは難しいという記事を読んだことがあるのだが、本当にそれは起こりうる事実なのだと改めて痛感した。
その痛みが強ければ強いほど、その痛みを知る前の元の自分に戻ることは難しいのだろう。。。
また、戦場へ行った彼を待つ周りの人々の苦しみや心境の変化もすごく伝わってきた。
過去を克服しようと努力した周りの人々。精一杯、前へ前と歩み出した。
だがその過ぎ去ってしまった時間が逆にサムへの疎外感へと変わってしまう。いきなり未来へタイムスリップしてしまったかのように。。

とにかく本当に、この映画の出演者全ての人々の演技が身に染みるほど素晴らしかった!
ナタリーポートマン、トビー、ジェイクはもちろん、子役の子やお父さんまで全ての人々の演技が素晴らしすぎて、この映画を見て感情移入しない人なんていないと思った、絶対に。
映画を見ながら色々と考えさせられた。
そして戦場がどれほど人に影響を与えてしまうのか、、身に染みた。人格をも変えてしまうのだから。もう二度と、知る前には戻れないから。

ナタリーも弟も、誓って嘘はついていないのに、それを証明する術もないし、2人とも証明したところでサムが信じてくれないことも知っていて。
ただ実際、心変わりした(しようと努力した)ことも事実で、100パーセント否定はできなくて。
子供たちも子供ながらにそれに気づいていて。
様々な感情の錯乱、もどかしさも伝わってきた。

また、彼らの両親の思いも伝わってきた。兄弟を比べたくはないが、自然とどうしても比べてしまう気持ち。。私も姉妹がいるのですごく感情移入してしまった。

また、サムの上司、大尉の家族の辛さも伝わってきて。。

ここにはもう書き切れません。
私の言葉不足で申し訳ないですが、、。

とにかく、見てみてください!