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リー
「愛は全てに勝つ
絶望の果てにも光明が
信仰は山をも動かす
愛に困難は無い
全ての出来事には道理が
命ある限り、希望の光が
勝手にほざけよ」
アメリカ、女性連続殺人犯として有名な女性をモデルにした映画。
勝手にほざけよ。
ジョニー
「君は怖いもの無しだな。」
ベイビー
「何よりも怖いのは、ここを出て行ったら
一生貴方に会えないことよ。」
- キングレコード
- ダーティ・ダンシング
1963年の夏休みの避暑地の物語。当時の音楽に合わせて繰り広げられる恋の物語。
青春から大人への階段を登る少女と世間を知り尽くし、人を信じない男の物語。
知識と経験が邪魔をして、人を信じず上手くやり過ごしてきた男が一人の少女によって
かき乱されていくけれど、少女は男が何を言おうとけして諦めない。
何よりも怖いのはここを出ていったら貴方と二度と会えないことよ。
何よりも哀しいのはキミが呼んでもボクはそう遠くないうちに答えることをしなくなる。
それがキミの為。
知識と経験が邪魔をした。今回は邪魔ではなく、プレゼントを贈る結果になれと祈る。
「貴方が去った時、夫に捨てられた時を思い出したわ。
それ以来心に誓ったのよ、誰も愛さないと。
でも貴方が来てから誓いが守れなくて・・・私って駄目な女。
貴方が去った後、あきらめて考え直した、夢は捨てようと。
離れないで居てくれる人が欲しいの。貴方は去るでしょう?」
「ああ」
「だったらハルと結婚するわ。」
「彼はいい男だ。」
「毎晩不安で目を覚まさずに済むように決心させてね。」
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- ペイルライダー
牧師の姿でやってくる男は過去ガンマンだった男。
ある一家と実直な男の為に過去の因縁から逃げるのを辞め、再び銃を取る。
一家の母親である女性との会話。
彼女は決心させてねと告げてキスをする。そしてにっこり笑う。
強い決意。強い決心。
私にはキスできる相手ではないけれどにっこり笑って決心する。
強い決意。強い決心。
心に誓ったのだ。誰も愛すまいと。19の時に誓ったのを
私も駄目な女だ。
夢は捨てようと。夢なんて持ったらろくなことはないと思ったのだ。
もう私は何も要らない。
今まで沢山色々な人に甘えて優しくしてもらい、
沢山沢山いろんなものを貰った。
もう誓いは破らない。
夢は捨てた。
ただ、私に関わった人が全て幸せになってほしいと願う。
それは夢ではない。
みんな幸せに。
どうぞ幸せに。
ボクはそろそろ消えるべきだ。
ハリー・ライム
「覚えておけ。こんなことを言ったヤツがいる。
イタリアではボルジア家が30年の圧政で戦争だ、
テロだ、虐殺だのと繰り返したが、その下から
ミケランジェロやダ・ヴィンチや、文芸復興を生んだ。
スイスでは同胞愛だ、500年にわたるデモクラシーと平和、
そして何が生まれたか?
はと時計だけだ、とね。」
- アイ・ヴィー・シー
- 第三の男
ハリー・ライムは犯罪者。これは長い台詞の終盤の部分。
戦後の混乱に混じって自分の存在を消し、金儲けをする。
それに気がついた主人公、マーティンスは告発をするか否か
随分と悩む。
この台詞の前の台詞も有名だ。
遊園地を見下ろす高台から言う台詞。
「おまえ、もしもあの点の一つが永久に動かなくなっても
それを哀れだと思うか?もし二つ動かなくなるたびに、
二万ポンドやると言われたら、お前は金を受け取るんじゃないか?」
人なんて確かにそんなものでしかない。
ハリーの言うように苦しんで生まれでたものが美しい事もあるだろうが
私には何も生み出せない。生み出せないまま無駄な生を過ごすのか。
それを辞めるか。
でもどちらにせよ、惨めだとは思わなくなった。
辞める時も鼻で笑えるだろう、ハリーのように。
ギャビン
「どうしても離婚する気なら忠告しよう。
奥さんに対しては屋根から飛び降りた気で寛大になれ。
離婚騒動は手早くすっきり片付けて、
新生活に踏み出すことが何よりも大切だ。
いいね。
あるいは其処をたって家に帰り、かけらでもいいから探すんだ。
青春を捧げた女への愛の欠片をね。」
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ローズ家の戦争
必死に暮した17年の歳月が二人に残したのは
莫大な財産と冷たい夫婦関係。
大恋愛の末に結婚したというのにだ。
夫の友人の弁護士であるギャビンが離婚相談にきた夫婦に
ローズ家での出来事を語り、しめるのが上の台詞。
だけど男にだけ言えることではないのだ。
女にも言えるのだ。
奥さん、を、旦那さん、に置き換えて。
女、を、男に置き換えて。
オーロラ
「折角だからお寄り下さいと言いたいところだけれど、
生憎両親が留守なの。」
ギャレット
「オーロラ
愛しているよ。」
オーロラ
「貴方らしい台詞ね。」
ギャレット
「・・・そうだな。」
- パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 夕べの星
「愛と追憶の日々」の続編。相変わらず忙しく動き
怒りと愛を炎のようにぶつけるオーロラと家族の物語。
久々の再会にギャレットとオーロラは抱き締めあい、お茶を飲み
別れ間際の台詞。
シャーリー・マクレーンの実際の姿もオーロラのように強いんだろうと思う。
だけどきっとオーロラ程、ぶつける愛ではなく、穏やかだろう。
ギャレットが言うからオーロラも「貴方らしい台詞。」と返すのだ。
確かに貴方らしい台詞なのだ。
オーロラは旅を続け、ギャレットは見つける。だけど思いは色褪せず残る。
色褪せてしまえばいいと思う今の私は甘えているだけなのか、愚かなのか。
そして何時か、色褪せるのだろうか。
色褪せて欲しいと願うのだけれど。
V
「触られたら女の子が夢中になるところを教えてあげるわ。」
トム
「どこ!!!」
V
「ハートよ。」
- パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- ミルク・マネー
娼婦のV(最後まで名前はわからない。ヴィクトリアなのかヴァージニアなのか)の元へ
思春期のトムと仲間はなけなしのお金を持って裸を見せてくれとシティに出かける。
Vは娼婦を辞めたくてトムを家のある場所まで送り、車は故障。
そのままその街にしばらく滞在するハメになり、母親が亡くなったトムと父親と仲良くなる。
娼婦をしながらも純粋さを無くすことのないVに惹かれていくトム。
そしてトムを一人で育てている変わり者だけれど心やさしい父親も。
二人ともVの出現で色を見るようになる。
さまざまな難関を乗り越え、トムは成長し、女の子とダンスを踊れるようになり。
Vがトラブルを解決して、トムと父親は住む街に戻ってきて言う台詞。
以前トムが「女の子が夢中になる触る場所ってどこ?」と質問していたのを
最後の最後の台詞で告げる。
そう、心なのだ。
触られて何より喜ぶのは。
心なのだ。何よりも心なのだ。
そして私は正反対だ。
私の心には触れるな。
それが私の一番嬉しい行為だ。
ケヴィン
「夜空の十億の星は遠い過去を眺めるようなもんだ。
古い映画を見るようなもんだよ。
つまり夜空を見るってことは
再上映の映画を見る様なことだ。」
- ジェネオン エンタテインメント
- マイ・フレンド・メモリー
学校ではフリークと呼ばれ、想像力や勇気と無縁の生活を送る巨体のマックスと
難病に冒されながらも、想像力と勇気に溢れたケヴィンの物語。
ケヴィンがマックスが住む祖父母の家の隣りに引っ越してきたことから糸が繋がる。
ケヴィンからのマックスへのクリスマスプレゼントは表紙に
「勇者フリークスの冒険」と書かれた中身は真っ白の本。
マックスが「何にも書いてない。」と言うとケヴィンは続ける。
「目を閉じて。言葉は絵のようなものだ。イメージするんだ。
絵を書くように言葉を想像する。想像力があるならね。」
翌日彼は空へ旅立つ。
私も誰かに言葉を残すのならケヴィンと同じ言葉を。
夜空の星を見たら思い出す程度でいい。
それも毎回じゃなくていい。
ごくたまに、10年に1度程度。
再上映の古い白黒映画を眺めるように思い出す程度で。
でも多分、その価値すら私には無いだろうな。
うん、私のことは思い出さなくていいよ。
夜空の星を見ても、再上映の映画を見ても。
記憶から消し去ってくれるのを祈る日々。
記憶から消え去るのを祈る日々。
