本当にあったドリフみたいなやり取り | ロングテールの先っぽで

本当にあったドリフみたいなやり取り

毎度、ばかばかしいお話で恐縮ですが、
以下、会社帰りに見た本当のお話です。



よく会社帰りにラーメンを食べて帰る。

私の会社のある六本木は、
わりと外人の方が多く、
店員さんも中国辺りの方が多いようだ。

先日も光麺という有名なラーメン屋さんに入り、
東南アジア系の方が注文を取りに来たのだが、
何を喋っているかほとんど分からなかった。


もちろん接客態度は真摯そのもので、
全然嫌気がさしたりしないのだが、

わりとその不具合のある日本語が
私の笑いのつぼにハマってしまう。

一生懸命な人を笑ってはいけないとは思うのだが、
どうしてもおかしい。


そんな中、先日入った日高屋というお店で、
隣のテーブルで事件は起きた。



何やら夜の商売をしているらしい
派手なスーツの男と、派手な格好をしたオンナが
ビールを飲んでいた。


餃子、ビール、あたりをひとしきり終え、
〆の最後のメニューを頼むところだった。



男「すいやせーーーーん!」


店内がごった返していて、なかなか店員が来ない。



男「すいやせん!!!」



分かっていても忙しいアピールをするだけで
なかなか注文を取りにこない店員。

シビレを切らした男が、
少し声を荒げた。



男「す ! い ! や ! せ ! ん !!!!!!!!」

男の声が甲高い。
僕が店員ならあんまし相手にはしてくないタイプだ。


ちょっとのソソウも許さない、
サービスは100%で当たり前、
落ち度があったが最後、
クレームはつけるためにあるんだこの野郎、
店長出てくるまで帰りません!


そんな感じのにーちゃんだ。



そんな空気を読む気さらさらない
中国系の店員。

そこはさすがの中華人民共和国。
3000年の歴史がある。
動じる様子がない。



店員「ヘイ、ラッシャイマセ」




・・・・・・・!!!



目の前に既に空いたビール瓶を前に
「ヘイ、ラッシャイマセ」

バ、バカにしてる!!!!


餃子だってどう見たって喰い終わった後だ。


そんなの関係ねぇ。
こちとら呼ばれたら「ヘイ、ラッシャイマセ」で
決まってるんだ。



男「あのぉ、担々麺と、あとチャーハンね、あ、濃いめね、」

店員「ハ?」


どうやらヒアリングが出来なかったらしい。
商品名以外の、「濃いめ」というカスタマイズに
対応ができてない。


男「だから濃いめ!ちょっと味濃くして!!」


店員「コク、、デスカ??」


男「あ!?だから濃・い・めにしてくれって言ってんの!!」


店員「・・・・・」


男「気持ちね。」



店員「・・・・・・」



男「分かってる!?チャーハン、気持ち濃いめで!!!」



店員「・・・・・・・・・・










、濃イメデ??」





頼んでない!!
そもそも頼んでないキムチを濃いめ!?!?



まるでドリフのような聞き間違え!


あまりの見事な聞き間違いに、
さすがのにーちゃんも苦笑。。。

その後、男はトクトクと中国人に
「きもち」というのは「少し」という意味だという事を
教えて上げていた。



現れたチャーハンの味が濃くなっていたかどうか、
大変気になるところではあるが、
残念ながら、それはそのにーちゃんのみぞ知るところである。



ちゃんちゃん♪



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