今日は、数学という教科について、その特徴をお話ししようかなと思います!
数学は、「積み重ね」の教科である。
こんなニュアンスのことは、よく聞いたことがあると思いますし、
よく分かっていますよという方がたくさんいらっしゃると思います!
数学という教科は、
次の単元は、必ず「直前の単元の考え方」が使われています。
必ずです!!!!!!
ですから、ほんの少しでもあやふやな所があった場合、
「まぁいいや!次の単元から頑張ろう」
と、気持ちを切り替えて、やる気を出しても、
必ず次の単元もできない所が出てきます。
ましてや、どんどん分からないことが増えていってしまうのです
よくこんなことを聞きます。
「グラフ(関数)は苦手だけど、図形は得意だよ!」
と。本当にほんとーに、たくさんの場所でこのように、
ある単元はできるけどある単元は苦手だ。
ということをよく耳にします。
私から言わせていただきますと、
あり得ないです!!!
私、15年ほど学校で務めてまして、数学塾もこのように経営しておりまして、
そんなことはないかな~と思っています。
つまり、テストの点数を見ていて、(若干の違いはもちろんありますが、)
他の教科のように、得意苦手が単元ごとに大きく違いが出てきません!!
50点の生徒は、大体どの単元のテストも50点です。
むしろ少しずつ点数が下がっていきます。(←これについては、あとで理由をいいます!)
要するに、
グラフが苦手な子は、図形も苦手です。
図形が苦手な子は、計算の単元も苦手です。
どの単元を当てはめてもらってもいいです。
これは、何が起こっているのかというと、一番上に書いたことが理由で、影響されているのです。
数学は、「積み重ね」の教科である。
次の単元は、必ず「直前の単元の考え方」が使われている。
つまり、今学習している単元の中で、
分からない問題や内容がちょこちょこ出てきたときに、
そのたった一つ、二つ、を放っといてしまったから、
別の単元に進んだ時に、
分からないことが「増えて」しまったのです。
したがって、1学期よりも2学期、1年生よりも2年生などと、
先に進むにつれて、数学の点数が下がってきてしまうのです
これが顕著に表れるのが、「数学」という教科ですね。
だから、皆様
よく分からないことはしっかり分かるようにしてから、次の単元に進んでほしいのです
もうちょっと補足を言うと、、、
この考え方(習ったことの内容やその考え方が新しい単元で使われるということ)が分かると、
実は、数学だけでなく、社会理科など他の教科もますますできるようになっていきますよ
リモート授業についてのご感想などを書いています
友達追加、よろしくお願いします