欠陥マンション。

その定義って何だろう?

 

欠陥というと、もう住めないマンションという気がします。

でも、構造的に問題があり、地震などが起きた際建物の安全性が保証できないものは論外。

雨漏りがひどくて、構造に影響しそうなのもも論外。

 

今住めなくなるマンション、少し先で住めなくなる可能性のあるマンション。

こんなのが基本的に欠陥マンションでしょうか?

 

ところがこれ以外の小さな部分でも欠陥だと騒ぐ人もいます。

マンションそのものは、多くの職人さんが集まって建築していくもの。

人それぞれ能力があり、一定レベルの腕があるのが職人さんです。

なかにはちょっと足りない人もいます。

そんないろんな人が作るマンションです。

当然ちょっとしたミスや不具合などがでるのは当たり前。

それをしょうがないと言い訳してもダメですが、細心の注意を払いながらも、見逃す部分もあるのです。

 

モンスタークレーマーが、声高に指摘しまくるのはどうかと思います。

ちょっとキズがついた。

なんだか動きがおかしい。

イメージと違う。

それらはもちろん直さなければいけませんが、欠陥というべきものかどうかは、本人の認識の差であることも多いのです。

 

建築現場で、明らかに手を抜いたのならまだしも、あまり大げさに言わないで欲しいものです。