国と紋章
まずは国の歴史・神話から。
これは実在のケルト神話を参考にさせていただきした。
「強大な魔術を持つマナナーン・マクリル」
地の底や海のはてに世界をもつ妖精王としても伝えられる。
ここから名前と、強大な魔術、地の底や海の果てに世界をもつ、という設定を
貰いました。よって神官国(魔法に特化した国設定)をナガールに置き、
この地を守る神様にしました。
そして土地設定ですが、北に太陽の紋章の恩恵をうけるファレナ女王国、
東にアーメス新王国(乾いたイメージ・今で言うエジプト的な国)
西にゼアラント(闘技場が流行りそうな国w)
に囲まれた南の国ですので、どうしても荒れたイメージ
そして南の国ですので、暖かい。ところから土地開発時は
結構固い土とか、ドワーフ住んでそうとか、丘ありそうとか・・・
オーストラリアイメージです。
*建国*
かつてこの、荒涼とした大地に一人の少女がいました。
少女は幼いころから歌がうまく、心根のまっすぐな子でした。
彼女の歌は人を癒しましたが、長年の人々の祈りや悩みもその場で聞いてきました。
やがて彼女はこの土地を人の住めるようにしようと、奮闘します。
北の緑豊かなファレナ女王国から水流を南に流してもらえるように嘆願。
よって、ファレナの南の国、レルカーやロードレイクから水を分けてもらい、
交易として陸路も開通。
少女は仲間達とこの国の礎を築きます。
その土地に暮らす人々から感謝された少女はやがて
皆の祈りの対象となっていきます。
少女は皆の信頼を感謝し、歌を歌いました。
その歌は風に乗り、この土地を覆う。
皆の祈りは一つとなり、この国を支えるものだと信じられるようになります。
少女の右手は輝いていました。
そしてこの国にナガール教主国が建国されます。
国を治めるは、祈りを受け取れる者。伝えられる者。巫女神官と
それを支え、共に歩める者。最高神官。
その下に上級神官が3人。
5人で決定を進めていくよう仕組みをつくりました。
そして3人の上級神官の下にそれぞれ弟子が2人ずつ。計6人。
下級神官と言われました。
さらに神官を守る騎士の設立。名をエクエス。
騎士には武術と魔術の二つの組織があり、それぞれに団長と副団長。
かれらは組織の中で最も優れたもの。
巫女と最高神官を守ります。
エクエスの中でも上級騎士と下級騎士があり、
上級、下級とそれぞれ守護する神官があります。
エクエスに入れない者は一般兵として枠があり、警備など
一般的な仕事をします。
そうして少しずつ国の制度ができていったのです。
紋章は人々の豊かに、という願いと繁栄を叶えました。
そしてその祈りが変わらぬよう紋章自身も
この地に「巫女の素質がある者」が生まれるよう祈ったのです。
この地の人々が祈らなくなれば、また土地は疲弊し、
紋章もバランスを崩します。
そして生み出す力は時として祈りに左右され、
悪い方に向くこともあるのです。
次は巫女神官について、もう少し掘り下げていきます。