今日はいつもと違う感じで。

ブログで僕(←普段は主語は<僕>だよ)の
私生活なんか書いても、仕様がないよなぁ、と
あまりにプライベートなことは控えてたんだ。
(って、すぐに消去しちゃうかもしんない内容だけど)

少し前にね、男友だちに
久々に呼び出されて、飲みに行ったんだ。

彼は、子どももいる既婚者
お酒を飲むペースを上げながら
勤めてる会社の愚痴とかを並べる
いっぱしのサラリーマンになってたのね。
あたしは「その話って長い?つまんない!」と
いつものように興味ない話はシャットアウト。

で、ふたつ目の店を出る頃には、終電も終わってて
酔っ払ってる彼の手をぶるんぶるん振ったり
「この手は一生離れないんだよ」と手を繋いで
夜道をあてもなく歩いてたの。


車がビュンビュン通る自動車道で
ほかに歩く人もいないとこで、彼が急に
「ここに座って」と。
「なに?なに?マジ話?」とガードレールに
腰掛けると
「…んで ……なじゃないの?」
「えっ?!車の音で聞こえない。大きな声で言って!」

「なんで、女じゃないんだ!」
「な、なっ、なに言ってんの?!」

「俺は、ホモじゃないし、結婚してるし
肉体的に男を愛せない。
けど、いつ死ぬか分からないけど
その日まで、守っていきたいと
思うのは、○○(あたしの本名)なんだよ」


「へっ?!け、結婚してんじゃん?!」

「俺、最低最悪だよな。本当の気持ちを勝手に言って
で、実際結婚してて、子どもも大切で。
だけど、いちばん好きなのは、必要としてるのは
○○なんだよ」


ひぇーーー∑(*゚Д゚ノ)ノ なんてストレートな告白。
っていうか、こんなベタなセリフ、
現実の世界ではじめて聞いたよっ!!
しかも30後半でっ!

彼の背中越しには東京の夜景。
ふたりの横を通り過ぎていく車のライト。


ここで 『ラブ・ストーリーは突然に』の前奏とか
流れたら、トレンディ・ドラマ(死語)じゃん!

彼が手を差し伸ばして…… 「つづく」になんのよね~。

てなわけで、『恋一夜』につづく。