じじいの独り言

歳をとって変わったことがある。テレビがつまらないのだ。バラエティーは元々嫌いだ。芸人が嫌いだから仕方ない。芸人が一生懸命仕事してるのは分からない訳ではないが、仕事内容が嫌いなのだ。自己犠牲を払って他人を喜ばせ報酬を得る。プロセスは分かるが、芸人は芸をしてこそ芸人で、タレント気取りは気色悪い。金を稼ぐのは自由だが、芸能者としての社会的立ち位置を理解すべきだ。まあ、歌舞伎役者も同様だが。


ドラマも駄目だ。じじいの好むものは無い。

若い役者さんが頑張って演技してるのは分かるが、学芸会を見てるようで、観るのは辛いのだ。何故、幼稚なドラマになってしまうのか?

先ず、脚本が駄目だ。脚本で大切なのはリアリティーだ。視聴者を惹き付けられるかどうかはリアリティーがあるかどうかだ。十分な調査と準備が必要だ。しかし、現状はリアリティーがない。脚本家の質が悪いのだ。TV局がそれを容認している、又はリアリティーを求めていないのだ。コスパ重視のトップの意思だ。


次にキャスティングだ。元ジャニタレを起用したりするのは、質のいい番組制作を捨てている証拠だ。安直な視聴率狙いだ。こんなことを続けていると、ドラマだけでなく、組織自体が腐っていく。

元ジャニタレは役に合わせる事はせず、タレントの容姿そのままで演技しているのもじじいからすれば、ナンセンスだ。


ドラマのタイトルでもその酷さが分かる。

坊っちゃん教授の事件簿          

会計士探偵、お助け司法書士、

窓際信金マンの事件帳簿、人情教授、

駅前タクシー湯けむり事件案内、

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酷すぎる