朝焼けの中アクセル開け君の元へバイクを走らせている
君に会いに行くためではない、見守るために走っている
いつも全てを自分に抱え込む君は
ちょっと人生の所々で割に合わない時を過ごしているのかも知れない
ひょっとして君自身そう思っている?
人は結婚すると第2の人生の
出産すると第3の人生を
等と表現する
が、そんなのは嘘っぱちサ、まやかしでしかない
人生において確かに転機という物は存在する
だけど第2の人生なんて本当のところない
全ての過去があって今がある、人生はつながっている
だから第2も第3も全て一つの人生なんだ
君が辛い時を過ごしたあの頃
僕が出会うずっと前の君
どうしてもっと早く君に出会い、君を励ます事が出来なかったのだろう
君と出会ってからも、勇気がなくて
一言が言い出せなくて、又君と一緒の人生を歩むチャンスを掴み損ねたよ
君は又、人生において一つの転機を迎えているのかも知れない
守る物が又一つ増え、抱えた物を背負い始めている
そんな時、またもや僕は君の側にいなかった
全くタイミングの悪い男だ
「好きだ」と言う言葉と、君の全てを抱え込む勇気がほんの少し足りなかったばかりに
僕は又、君という天使を捕まえ損ねた
もちろん後戻り出来ない・・・時間を戻す事が出来ない・・・
それはまるで、いつまでも朝日が昇らない道路を
走っているようだ
紫色に輝く、日の出前の道路は
君に伝える事が出来なかった僕の心の色のようだ
そう、朝日のごとく輝く君に会えないまま
ただアクセルを開けている
開けていないと、バイクはこけるからね
頑張りで、怒りんぼで、泣き虫の君へ
君を捕まえ損ねた僕は側にいる事は出来ないけれど
遠くから君を見守る事は出来るよ
君の、愚痴も悲しみも喜びも聞く事だけは出来るよ
たまには、片意地張らず少しで良いから肩の力抜いてごらん
たまには肩により掛かって甘えてごらん
本当はとっても女らしい君がそこにいるはずだから
君を乗せてタンデムしたかったなぁ
だけど、今の僕に出来るのは2台で併走する事だけ・・・
朝靄のパープルハイウェイを
ただ、君を見守っていたいから
marsukeさんへ (←リンクあり)
新居引っ越しおめでとう
凹んだり凸たり、結局の所全部自分でやっちゃったのかナッ?
そんなあなたへ、一段落したらホットした時間を過ごしてね
時が経てば、住み心地の良い家となるよ
毎朝早起きして同じ毎日の始まりでも
頑張りやのあなたにはちゃんと幸せというご褒美があるよ
引越祝いを兼ねた妄想恋文でした
ところで当分モブロのmarsukeさん、これ読む事でけるんかいなぁ?
作 妄想おやぴー♪