M550というものがあるらしい
今年発売されたM650マウスは、多ボタンで2つのサイズが選べるという面白いマウスだ。
そんなマウスをシンプルにしたようなM550というマウスが売られているらしい。
今回は、M550の2つのサイズの内、大きい方(M550L)に焦点を当てて語っていきたい。
なお、スペックについてはサイドボタン以外はほとんどM650と同じなので、
いつものようには書かない。
なんのマウスの後継機なのか
M650シリーズは形状や大きさから一発でM650LがM510の後継で、M650がM546やM585/M590の派生だとわかる。
じゃあ、M550は一体何の後継機なのだろうか。私はM310の後継だろうと考えている。
M310は、M510からサイドボタンと横スクロールを取ったような大型で3ボタンのワイヤレスマウスだ。
”M510をシンプルにしたマウスが、M510の後継のM650をシンプルにしたM550である。”
なんとなくそんな感じがして来ないだろうか。
立場が危うくなるのか
デカくてシンプルなマウスとしてM550が出たことによって、立場が危うくなるかもしれないマウスがある。
それがM190だ。
M190は2020年の10月された3ボタンで大型のマウスだ。
マウスの使い勝手に直結する大きさ、ボタン数の面でM550に酷似している。
ということは、若手のM550に立場を譲ってM190は消えていくのだろうか。
私はそう思わない。
下の表を見てもらいたい。
これはM190とM550の違いをまとめたものだ。
こうして見てみると、新しい便利な技術を取り入れたM550Lと従来の技術で
コストを抑えているM190で大きく差がある事がわかる。
中でも最も注目すべき所は値段だ。
M190は約15ドル(日本だと1500くらい)なのに対し、M550は約30ドル(M190と同じと考えれば3000円くらい)と高価だ。
いくら大型とはいえ、3ボタンのマウスに3000円を出せる人はそう多くないと思う。
ということで、一般人はM190、富豪やこの表の中にある機能に魅力を感じる人はM550を買えばいいと思う。
まとめ
今回は、M550というものが存在することと、M190の比較を行ってきた。
結果として、3000円で3ボタンのM550と1500円で3ボタンのM190はお互い別の地位を築くから争わないということになった。
あと、世の中には3ボタンで3000円くらいのPebble M350というマウスが存在するので、
それとM550普通サイズを比較してみるのもアリかもしれない。