この
動画を観て
アメリカの大学であった出来事を思い出した。
ある日教授が講義に現れなかった。
みんな「いつくるんだろうなー」って思いながら
教授を待っていた。
30分以上過ぎてある学生が教授を研究室へ探しに行った。
それからほどなく、教授は学生と共に現れた。
どうやら講義のスケジュールを勘違いしていて、研究室で仕事をしていたらしい。
しかし、教授は申し訳ない表情など1ミリもなく
怒り心頭の表情でワナワナしながら学生を叱りつけ始めた。
「何故すぐに呼びに来なかったのか、あなたたちは大学の講義を何だと思ってるのか、貴重な時間とお金を費やして何を学びに来ているのか、講義の価値を分かっているのか」
ぼーっと教授が来るのを待っていただけの私は自分が恥ずかしくなった。そしてハッとした。
日本から大金を送ってもらって
自分で学費を払っていた私は
その価値を分かっていたつもりだった。
一生懸命勉強して
その分を必死で取り返しているつもりだった。
でも、そうじゃなかった。
親のお金で留学させてもらった私は
その本当の価値を分かっていない、ただの甘ちゃんだった。
現に
社会人になって自力でお金を貯めて
自腹を切って渡米してきた同じ日本人の学生は
取り組む姿勢や意識のレベルが違った。
ハングリーさが半端なかった。
何が何でも得るもの得てやるぞ、という気概があった。
当時の私にはそれらがなかった。
お勉強に一生懸命取り組むただの優等生だった。
今の自分を客観的に観ても
ソコが足りないな、と思う。
切迫感がなく
「覚悟がない、マインドが弱い、気概がない」
の三拍子。
まだまだ余裕をぶっこいている証拠。
人生を変えようと思ったら
「命の時間」を無駄にはしていられない!