山オヤジの全国各地の山登り日記 -60ページ目

山オヤジの全国各地の山登り日記

日本全国の百名山をはじめとする山登りと温泉、ベタなグルメ情報をツラツラと日記に書いて紹介します。良かったらのぞいてやってください!

週末は一年前から計画していた残雪期の毛勝山へ。毛勝山は日本二百名山のひとつであるが、あまりメジャーでない。剱岳の北方にある毛勝三山の主峰で、最近こそ夏ルートもあるものの、ハイマツに覆われた特性から、残雪期限定で雪渓を詰めるルートで登るのが一般的とされている。登山口近くには昔の電力会社の寮を魚津市役所が片貝山荘として開放しているが、そこから標高差1,700mの雪渓を登るルートなので、なかなかアプローチが難しい。そして雪渓は擂り鉢状を成しており、登れば登るだけ山頂手前で斜度があり40-45度の雪渓をピッケルでひたすら登る。経験が浅い人では心許ない。
今回は5人パーティで向かった。年齢差は15歳の高校生から今年70歳になるベテランまで幅広い。
事前に魚津市役所に片貝山荘利用の届出、富山県警に登山計画書の提出をして、初日は冬季閉鎖手前の駐車場から片貝山荘まで5.4キロの道路を約2時間歩く。片貝山荘に到着すると、結構広くてきれいな部屋だった。
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川沿いにひたすら進むと右手に山荘が見えてくる。
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入口の案内
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中の部屋。電気まである。コンセントは使えない。
山頂までのアプローチは山荘にデポできる。今日は地元魚津市に住む男性と石川県七尾市に住む男性の2人。2人は七尾市出身で高校の同級生だそうだ。少しお話させていただいて、焼肉をご馳走になる。後述するが、毛勝山の登山経験があり、山頂までリードしていただいた。

翌日、我々は5人で03:00に起床。支度して4:00出発を計画するが暗いので出発を見送る。何故なら、登山口への取り付きに林道を少し歩くが、崩れていて見えない時間の出発はリスクがあると判断した。30分遅れて4:30に出発した。

残雪期ルートは取り付きすぐに夏道向けの尾根道の案内があるが気にせずに川の流れに沿った林道をひた進む。宗次郎谷との谷分岐を左に、左の谷の右岸からトラバースをへて1,200mあまりで分岐があり左に取る。さらに雪渓を詰め1,550m地点の分岐を左に取り急になった雪渓をさらに進む。標高2,000m地点あたりで最後の分岐があり、正面に毛勝山南峰を見て右側の雪渓からアプローチする。左は南峰直になり斜度が厳しすぎる。右側でも斜度45度近くはあるがピッケルで残りの標高を上げていく。
雪渓を詰めると笹やハイマツを越えた瞬間に真正面に剱岳が見える。しかしいつもの剱岳でなく裏側から、つまり北側から見れた!
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山頂周辺は雪庇があるがテント泊は十分可能だ。
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南峰山頂までは軽いアップダウンを越えたらすぐに着く。
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南峰から見た北峰
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三山の猫又山たち。

後立山連峰もよく見えた。疲れはしたが、全員が山頂までたどり着け、満足できた登山であった。

毛勝山、マイナールートだがなかなか面白い。