この世を生きていると、いや最近のこの世界は、YESかNOか、1か0か、白黒はっきりさせないと生きていけないのかってぐらいくっきりした世界になりました。
良いことと悪いことだって、見る角度によっては、もしかしたらどちらも正義かもしれないことも、一般的な目線から悪であれば排除されるような世界です。
私は「国宝」の映画を観てそう思いました。
人間が生きていくためには、あらゆる角度から見て判断して生きていかないといけないし、その角度もいつでも変えていいものなんだと思っています。
今決めたことも時が経つにつれて変わってもいい。
”諸行無常”ですね。
もちろん責任がともなうときにはそうふらふらとはいかないかもしれませんが、
そうやって、YESかNOではなく、いい塩梅で、中庸で、生きていけたらもうちょっと楽に生きれるのではないでしょうか。