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山の端(やまのは)トレイル

自然界が創り出す最高の曲線美「稜線」。今週もどこかの稜線に導かれて…そんな登山初心者の山行記録。

荒船山 (1423m)


西上州に位置する200名山。新日本100名山でもあります。

このあたりは日本三大奇景の1つ妙義山をはじめ、奇岩奇石の山が連なります。



まさに巨大な船のような形をしたこの山は、岩の隆起ではなく、侵食によって硬い部分が残って出来上がった山だそうで、船首の経塚山(荒船山最高地点)から船尾の艫岩(ともいわ)まで1.5kmの平らな稜線が続きます。



2009年にクレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人さんがこの荒船山の艫岩(200mの断崖)から転落死したことで図らずも一躍有名になってしまった山。



山の端(やまのは)トレイル


1月7日 日帰り 晴れ晴れ


内山峠(11:17)ー挟岩(はさみいわ)修験道場跡(12:10)ー艫岩展望台(12:54/13:11)ー経塚山山頂(13:42)ー艫岩展望台(14:17)ー内山峠(15:29)


標高差:353m


標準タイム(内山峠⇔経塚山):登り2時間35分/下り2時間5分



2013年の初登りに選んだ山は西上州の「荒船山」。


本当は本栖湖「竜ヶ岳」に初日の出のダイヤモンド富士を撮影しに行こうと初登り計画を立てていたのですが、寒さで布団から出られず…ぐぅぐぅ

こんなとき、単独行の甘さというか、気まぐれというか「また次の機会があるじゃないか」と悪魔が囁くドクロ


年末年始はグウタラしすぎたのでウォーミングアップを兼ねて比較的登りやすい山を選びました。




山の端(やまのは)トレイル
245号線から入る内山峠旧道は「山と高原地図」では冬季通行止めとなっていますが、普通に入れました。ところどころ凍ってるので冬タイヤでもちょっと怖い。



この日は平日ということもあり、車は1台も停まってません。

着いたのが11時を過ぎていたので、早朝出発の人と入れ違いかもしれませんニコニコ


比較的積雪もなく、年中楽しめる山としても人気があります。

今回の内山峠から登るルートが最短で最もポピュラー。



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駐車場脇のここからスタートアップ

雪が少ないとはいえ、駐車場からすでにカチカチに凍ってます。


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アイゼン履こうかなぁ・・・と思いながら進んで行くと



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雪がな~いショック!


雪→土→雪・・・の繰り返しでアイゼンを履くタイミングが難しいあせる


登山道もしばらくは登ったり下ったりの繰り返しで標高差353mといえども実際は5~600m近くのアップダウンになると思います。




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鎖の階段も出てきますが雪がなければ鎖も必要なさそう。
ここもノーアイゼンで。



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艫岩を目前に拝みながら進みます。

昼も近いのに霧氷がいい感じでない?音譜


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ヤセ尾根を過ぎたところで軽アイゼン装着。


アイゼンを履くとやっぱり歩行スピードが上がります走る人

でもあまりアイゼンに頼りすぎると、後ろ足で蹴りながら歩く悪いクセがついてしまうので、なるべく耐えられるところまでは我慢します。

アイゼンがなければ、フラットに前足を置いて、体重移動で前に進もうとするので、山登りの理想の歩き方のいい練習になるのだ合格



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気持ちのいい樹林帯を進んで行くと、



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鋏岩(「はさみいわ)修験道場跡に到着。


昔、修験者の修行場があった場所で、何かの建物の足場が残っていました。



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鋏岩の名前の由来でもある鋏みの中にタコみたいな氷がかお


ここはビバークできそう。


そういえば、最近「アライテント」のビバークツェルトを購入しました。

日帰りでテント担ぐのもしんどいし、何もないといざというときに不安ガーン


かなりコンパクトでたたむとスパッツ並の小ささ。日帰りの時はありがたいけどできれば何事もなく使わずにおきたいものです汗


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雪がまたなくなる。


アイゼンに落ち葉が刺さりまくりです。



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艫岩が近づいてきました目



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正確には艫岩の西側、地図にある「昇天の氷柱」ってこれのことかなぁ。


まだ霧氷が残ってるので「早く登らなきゃ」と気持ちが焦りますあせる


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一杯水。


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飲もうにもこれでは・・・雪の結晶



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一杯水を越えたあたりから急登が始まりますが、それほどたいした急登ではありません。



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アイゼン泣かせの岩場ガーン



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もう一息パンチ!


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ようやく頂稜にとりつきますラブラブ



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霧氷もなんとか残っていてくれました音譜


青空と霧氷のコントラストが美しい。紅葉が終わった荒船山の名物にもなっています。

だいたい11月頃から見ることができるようですにひひ



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ハイキング気分で進みます。

時間的に上からポタポタ霧氷が落ちてきます。



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しばらく進むと避難小屋。



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ここにはトイレもあります。

女子用は閉鎖されていました。

ほかの方がブログで「トイレを覗いて後悔した」というぐらい中はおぞましい光景のようです。(覗く勇気がなかった叫び



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ここが艫岩展望台

展望台というだけあって眺望は素晴らしいクラッカー


まさにこの下は200mの断崖です。柵も何もありませんドクロ



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おそらく、臼井氏にたむけられた花ブーケ1

残念ながら枯れていました。命日が9月なのでそのころにお供えされたものかもしれません。


臼井氏のカメラの最後に残っていた写真はまさにこの断崖の下を覗き込んで撮影されたものだったそうですカメラ



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これだけの山が見えるぞ~ってことでしょうか?

この艫岩展望台からは、方角的にギリギリ蓼科山~赤城山ぐらい。

でも僕が見る限り、ここに書かれている山のさらに奥の山も見えると思うのですが目




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ここからの一番のオススメは浅間山

これだけきれいに見えるのも珍しい。


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浅間山の奥に見えるのは草津白根山



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谷川連邦方面。




ここから望遠で・・・

確実な山の特定ができませんでしたしょぼん方角からの予測です。


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手前に妙義山。その奥に榛名山

さらにその右奥に赤城山。左奥日光白根山


お~~い、ほんまかいなぁガーン


妙義山は春にチャレンジする予定。

戸隠山・妙義山・八海山は是非とも今年克服したい山。いずれも危険度アップ


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谷川連邦方面。



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仙ノ倉山方面。・・・かな?



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白砂山・佐武流山方面。・・・かな?



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草津白根山



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浅間山。・・・これは間違えるかいっむかっ



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北アルプス方面もかすかに。


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北アルプス方面。


午前中のもっと早い時間に来ていればもっときれいに見えたんだろうね。



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おそらく美ヶ原方面。


いやぁ、特徴のある山ならともかく、山の特定って難しいねえDASH!



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荒船山の最高地点は艫岩とは反対側にある経塚山。

艫岩をあとにしておよそ1.5kmのほぼ平坦な道のりを進みます。



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雪はそれほど深くありません。深雪であればスノーシューハイクが楽しめそうな穏やかな道雪

動物の足跡がところどころ。けっこう大きめなので鹿や猿でしょうか。



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道の途中にこんな興味深い言い伝えの看板が。



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皇朝最古修武之地」と書いてあるようですがよく読めませんガーン



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経塚山分岐から山頂へは少し急坂になります。



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標高が少し高くなると霧氷もきれいに残ってる雪の結晶



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経塚山の狭い山頂。

標柱が折れたのか、あとから掛けたようなお粗末なものでした。


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修行の地らしく祠もあります。



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展望は木々の隙間から八ヶ岳が見えるぐらいニコニコ


この経塚山から内山峠とは反対側の登山口に降りていくこともできます。


途中で立岩・西立岩を通る鎖場の多い岩峰コース。ジャンダルムもあります。


スリルを味わいたい方はこちらのコースがオススメグッド!


新年早々なのであまり無理はせず、ピストンで来た道を帰ります。



霧氷も見れ、大展望も拝め、満足のいく山行でしたチョキ




下山後は「荒船の湯 」に行ってみたのですが、年始のためか休業日でした汗





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