秋の訪れ

もうすっかり朝晩は涼しい。

我が家のクーラーは壊れてて、日中の室内は
相当辛い。

田舎に暮らしていた頃もずっとクーラーと無縁の生活だったのに
やはり、都会と田舎では違うんだなぁと実感。
でも、もう秋風が吹いてる。
どうしようかと迷った結果
今年はこのままクラーなしでいこうということに。

子供たちも暑さには慣れてるから助かった。
夜は扇風機をあてがって大喜びだった。
私はちょっと辛いなぁと思うんだけど、汗をかいて寝れるって
やっぱり気持ちいいもんだね。
でも、それもこれも、もう終わり。

外では鈴虫が鳴いてる。
頑張って最後の蝉が鳴いてる。

今朝はうちの小さな庭の草むしりをした。
草を取るなんていつぶりだろう！
思い出す、畑の草刈り、夏の仕事、蚊の攻撃；）
日が上がる前に長袖長ズボンで外に出て
しっかり虫除けのアロマの薫りに包まれたらいざ草むしり！
土の感触、草の生命力。
慌てる虫たち、、ごめんよ。。
ミミズの形跡、ダンゴムシの親子。草に光る朝露。

東京でも、生き物達は頑張って生きてるんだなぁ。
夏の力強さはもうみられない緑の草と
まだまだ行けそうなドクダミ草とそこに生えるみょうがの大群。
ポッコリ生まれたてのかわいいみょうが。
嬉しい発見。
食べれないけど、見つけて嬉しかった。

夢中で草を取り、虫と戯れ
没頭する土の上。
懐かしいこの時間。

でも、でも。

心配はつきない。
疑いは晴れない。

でも。でも。
やっぱりそれでも。
土はいい。草はいい。虫はいい。
懐かしいこの感触。懐かしいこの匂い。

いつかまたいやになるほど
戯れたいと思った初秋の今朝。

ドクダミの薫りは私の手にまだほのかに残ってる。