今日で術後10日。
今の足の状態は・・・なんだかムズムズする。
傷口の辺りがむず痒いというか、足の裏や指の表側の部分に
痺れのような、スリッパが当たるとサラサラするというか・・・。
毎朝、シャワーの後に傷口をチェック、消毒しているが
特に変化はないので問題はないものと思われる。

が、このムズムズ感・・・なんだろねぇ?

相変わらず「痛み」は感じない。


今回は「家族のチカラ」です。
入院となると、その間フォローするのは家族となるわけだけど、
私の場合、今回は実家の母、夫、娘がいろいろと助けてくれた。

手術の日の朝はこの3人に見送られ手術室に向かい、
その日の夜までずっとついててもらった。
そして母においては、手術前に戸棚にしまっていた荷物を一旦出し
「着替えは下の戸棚、箸と歯ブラシはここ、ゴミ箱は手の届くところ
 ティッシュはここね」
と、動けない状態を想定して、荷物の配置を変えてくれた。

母は病人扱いに慣れている。
父、伯母、祖母の入院の世話、介護、と今までずっとやってきた人だから
とにかく「動けない状態」がどんなものかよく知っているのだ。
それは私も父の介護を通して分かっていたことだったが
今回は母に先手を打たれてしまった形だ。
娘も私が父の介護をしていた時にずいぶん手伝ってくれて
動けない状況のシュミレーションは子供なりにできる。
なので、私もとても今回は助かった。
夫はそういう世話をしたことがない人だけど、
今回は、母、娘、夫の3人で一斉メールを送り、
誰が何時に病院に何を持って行き、何時に帰るのか、等
連絡を取り合い、それに合わせて病院にやってきては
母を実家に送り届けてくれたりした。
この3人、まさに「チーム」として動いてくれていた形だ。

同室の人からも「roadsterさんのところはみんな来てくれていいわね~」と
よく言われたが、私自身が家族の誰かが入院すれば、その体制が
当たり前だと思っていたので正直「???」だった。
が、周囲を見ていて、それが当たり前ではないことを初めて知った。
荷物を置いて帰ってしまう人もけっこういたりで。
そういう人たちからすれば、私はかいがいしく世話をしてもらったように
見えるのかもしれない。

やっぱ、家族っていいね。
自分が弱って世話してもらって、初めて知ったこと。
逆に人の世話ができるということも幸せなことかも。

でも娘に言われたこと。麻酔から醒めて吐き気がすごかった私のことを
「ありゃゾンビだったな~」

・・・ふんっ