カラヤンとソニーが好き
戦中戦後のモノラル録音。

最近の演奏とは表現の仕方が全然違っていて、面白かったり、かえって新鮮だったりします。

フルトヴェングラーだったりトスカニーニだったり・・・。


・・・が、如何せん音が悪い。ノイズの向こうから聞こえてくる演奏。全然入り込めない。

なので自分なりに加工して楽しもう、と思って加工を始めました。

ステレオ化したり、ノイズ消したり、バランス変えたり、・・・などなど。

マニアの方には、原音を加工したって嫌がられるかも。でも、そもそもの録音が演奏に対してローファイなんだから、少しでも元の演奏に近づくなら、今は亡き演奏家にとっては本望なんじゃないかな。



ということで、

出来不出来はありますが、少しずつアップしていこうと思います。
Amebaでブログを始めよう!

フルトヴェングラーの指揮したベートーヴェンの交響曲の中で、第二交響曲だけは演奏機会は極端に少なく、唯一残されている録音もスクラッチノイズ、ヒスノイズまみれで劣悪な音質でした。

とても音楽鑑賞できるレベルではないでしょう。

 

こんなかんじ。

http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=493

 

 

交響曲全集のなかでも敢えてこの録音を聞く方は少ないのではないでしょうか。

フルトヴェングラーの交響曲全集はこれまで何度もリマスターされたと思いますが、第二交響曲に関しては、元がひどすぎるのでおそらくほとんど音質改善されてこなかったことでしょう。

 

ところが以下の音源で大幅な音質改善がなされていました。

https://www.pristineclassical.com/products/PASC355

 

リンク先のサンプル音源 6:14から第2番の終楽章が聞けます。

 

これ、本当に凄い改善がなされています。

 

今回は、この音源から更にリマスターしてステレオ化したものになります。

 

 

相変わらずヒスノイズやスクラッチノイズは多いですが、従来よりもフルトヴェングラーの奏でたであろう音にかなり近づけたと思います。