その書店は京王線とJR南武線が交差する分倍河原駅にある。

駅前のビルを3階まで上ったところにある小型店舗。

置いてあるのは絵本とかジェンダー系の本とかいわゆる"意識高い系"の本。コミック雑誌なんかは売っていない。


夢想ノ丞は高い本は買えない。

だから、せなけいこのお化けのシール(300円)を買った。

若い女性の店員さんが夢想ノ丞のネクタイピンを見て言う。

「可愛いネコちゃんですね」

気を良くした夢想ノ丞。何か返さなきゃ。

「いい本屋さんですね」と言ったまではいいさ。

続けて「儲かりそうにはないけどね」。


なんてことを言うんだろう。

これで誉めたつもりなんだから始末に負えない。

お詫びに少しだけでも宣伝をしよう。


分倍河原駅前のマルジナリア書店。店名の"マルジナリア"とはラテン語由来で本の余白への書き込みのこと。う~ん、とっても文化的。

こじんまりとしたいい本屋さんです。

コーヒーも飲めます。

お近くの方はぜひお立ち寄りを!