もう一度 ~LOVEaGAIN~
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悲しみの恋 ~⑤~




突然の出来事に目の前が真っ白になったあの日…








それは、後五日で付き合って一年一ヵ月になる日。






日曜日のお昼頃、僕が家で趣味であるギターを弾いていると、





柔らかな音色の着メロが鳴った。






「ハル?どうした?」






「……………」






「お~い………?」






「あ……あたしにもよくわかんないんだけど……」






「どうした?それより仕事中でしょ?」






「今、仕事先の工場なんだけど午後から休みにしてもらった。今、お母さんから電話来て…」







「お父さん、よくわかんないんだけど倒れたって」








「………は……!?」






「どうしよう………」






「いや、どうしようって……お母さんは何て?」






「仕事休ませてもらって病院にすぐ来てって」 






「じゃあ、病院行きなよ!?」






「行こうとと思うんだけど一人じゃこわくて……」






「何処の病院?」






「総合病院だって」






「じゃぁ、俺も一緒に行くよ。タクシーで途中で拾ってあげるから、工場でまってろ?」






「わかった。」 






そういって電話を切った後僕は急いでタクシーを呼び





タクシーの人も僕の慌てぶりを電話の向こうで察知したのか、






いつもよりはやくきてくれてさ……………






僕は急いでタクシーに乗り込んでハルの所に向かったんだ。







嫌な予感を胸に。

悲しみの恋 ~④~

昔から、ハルと僕が知り合いだから






僕は、ハルの親父さんともお母さんとも仲良くてさ、





ハルの家で5人でご飯食べたり、






親父さんの絡み酒に付き合わされたり






ハルが熱出したときは親父さんとお母さんと僕とで看病したり






まさに第二の両親、みたいな感じで。






親父さんは僕とハルが付き合ってるのを知ったとき、





「ハルのこと泣かせたら許さねぇ。






けど、幸せにしてやってくれたらどんなことでもお前にしてやる






だから、よろしく頼むな?」






って、笑って言ってさ………




口は乱暴なのにすごく娘思いなのが伝わってきて、ハルは幸せ者だな、と思いました。






いつか、親父さんに幸せになったハルの姿を見せるのが僕の密かな夢でした。






そんな親父さんにもう会えないかと思うと…………

悲しみの恋 ~③~

緑が眩しい5月、






二人で一緒に学校に行くようになった。






梅雨でジメジメした6月、






学校まで3キロぐらいあるから雨振ってると二人乗りの前はキツい。






もうすぐ夏休みと気持ちが盛り上がる7月、






ワイシャツが汗でビショビショになりながら学校にいってた。







夏休みで毎日のように遊んでいた8月、






家近いから、一日に10時間ぐらい一緒にいた。






僕の誕生日を盛大に祝ってくれた9月、 






きれいに僕の部屋に並べられたハルの手料理。






ハロウィン仕様のディズニーランドに行った10月、





人の多さで、
楽しい<<<疲労、
だった。






クリスマスに遊ぶためにバイトに明け暮れた11月、






僕→ケーキ屋バイト(シャト〇ーゼ)


ハル→派遣







結構高めのペアリングを奮発して買った12月、






僕→2万弱→ハルへ。


ハル→同じく→僕へ。






お年玉で二人だけの旅行に出かけた1月、






とりあえず、温泉でぃぃ?
え??
シジィ臭い??
草津に謝れコノヤロー。







修学旅行に行った2月、






飛行機で沖縄。
ホテル広くて迷子になりました。






進級できるか心配だった3月、






単位の未取得3つ??

だから??

もう一回、留年!?

補習うければダイジョーブ。






一年たって別れが来た4月。







僕は…







大好きだった。