写真デザインの教科書は、「トリミングに頼らず、撮影時のフレーミングで追い込め」だとか、「後処理はWBの変更程度に止めた方がよい」だとか言い、行き過ぎた加工は邪道というのが常識である。

実際、写真は作成の上流過程で品質を高めるのが一番だし、そのための腕を上げるのが重要なのは間違いない。だが…しかし…BUT!無茶な加工には無茶な加工にしかない、王道ではなく邪道でしかたどり着けない面白さがあると信じている。



例えばこの写真、もはや写真というより絵だし、絵として見ても写実的なものではなく漫画に近いテイスト。色数を減らしたり、コントラストや明るさを変えたり、思いつきで加工を繰り返しているうちに、このような仕上がりに行き着いた
とてもじゃないが写真として評価できるものではないけれど、ヒロヤマガタの奔放な明るさとホイチョイの四コマ漫画が混ざったような、ポップでチープな面白さが生まれたような気がする。