書院の1階では手が届く位の位置に、色々と展示されててん。
アフガニスタンで採掘された、ラピスラズリも。
日本名で『瑠璃石』って言うんやけど、龍が天に昇ってる様に見える模様が入ってて
瑠璃(るり) と 臥龍(がりょう) の名前の庭を持っている、瑠璃光院にぴったりやね
この昇龍紋が入ってるラピスラズリ、色々なご利益があるみたい
さぁて、茶庵に移動しよーっと
移動の途中に小窓から見えたのは、臥龍(がりょう)の庭と茶庵「喜鶴亭」。
喜鶴亭は、三条実美公ゆかりの由緒ある茶庵らしいねん。
喜鶴亭でも、縁側に腰掛けてゆーっくり庭を眺めて居られるねんで
瑠璃光院には、日本式の蒸し風呂(いわゆるサウナ?)の原型とも言われている
八瀬名物の『かま風呂』があるねん。
入口はめっちゃ低いねん。
当時は、半円形の釜の中で薪を燃やして直接内部を温めて使用するタイプやったらしいねんけど
現存してる釜風呂は、ボイラーで加熱する新様式のタイプやねんてー。
むしろの上で横になって使用するらしいので、陶器製の枕があるんやで
そう言えば、京都 四条通りにある「大原女家」に、「かま風呂」って名前のおまんじゅうがあったなぁ
めっちゃ似てるわぁ
有り難い事に、写真撮影に関して全く制限してはらへんかったけど
マナーを守らない人が多くなってきたら、今後はどうなるかわからんよなぁ
新緑の季節も綺麗やろなー
■瑠璃光院
京都市左京区上高野東山55番地