神仙沼はニセコ連邦のチセヌプリ山の山麓、標高750mほどの場所にあって
ニセコの高原地帯に点在する湖沼の中でも、 ひときわ美しいと言われている沼やねんて~。
湖面に周囲の風景が映り込んで、めっちゃ綺麗らしいねん
三角屋根のレストハウスのある駐車場にバスが停まって、ココから先は徒歩で向かうらしい
旅の栞に 『 歩きやすい靴 』 って書いてあったのは、この為やってんなぁ
レストハウスの真正面に、神仙沼へ続く遊歩道の入口があるねん。
20段程度の階段を昇った左側に募金箱が設置してあるねんけど、この神仙沼の環境整備に充ててはるらしい。
木で造られた遊歩道の張り替えは、定期的にやっとかんと事故が起こったらアカンしなぁ
入口を入って直ぐの場所は、白い幹をした『ダケカンバ』って名の木が多いねんけど
しばらく進むと、人間の背丈位の高さの木が木道に押し迫る様にして、生えとった。
なもんで、ちょっと掻き分ける感じで歩くねん
神仙沼の周辺には別の沼があるらしく、木道の途中に周辺案内図が設置してあったよ。
分岐点を示す道標や、遊歩道のコース案内板が、道なりに沢山設置されててん。
もっと自由時間があったら、あっちこっちをぐる~ぅっと散策してみたかったなぁ
この辺りに生えている木は、ちょっと変な形してるねん。
この付近にだけに自生してる、珍しい種類の木やと思っててんけど・・・
普通の「アカマツ」「エゾマツ」「ハイマツ」等やねんて~
神仙沼へ続く遊歩道は、10月下旬~6月上旬まで立ち入り禁止になるらしいわ
積雪量もかなり多い地域らしいねんけど、雪に加えて山から吹き降ろす風が相当強いらしくて
木の枝さえも下向きに成らざるを得ない位の過酷な状況みたい。
きっと遊歩道歩いてられへん位に、かなり危ないんやと思うわ。
遊歩道のすぐ脇にエゾ松が生えてたので、近寄って写真を撮ってみた。
急に視界が開けたと思ったら、この先は高原湿地帯やねん。
遊歩道の近くには、透き通った水をたたえた湿地帯が沢山広がってるねん。
この水を両手ですくって飲めたら、めっちゃ美味しそうな気がする
風がほとんどない日やったから、水面には周囲の景色と共に、遊歩道を歩く人々の姿もクッキリと
あの山から強風が吹き下ろすんやろか?
神仙沼へ無事に到着したので、ちょいと記念撮影
青空やったら・・・もっと神秘的な感じやったんちゃうかなぁ
しかも、紅葉しきれてない微妙な色合いのこの時期は、相当しょぼい風景に見えるのが残念
神仙沼の湖底からニョキニョキ生えてるのは、「ミツガシワ」と呼ばれる高山植物。
夏には白い可憐な花を咲かせて、周囲の原生林の緑とのコントラストが素晴らしく綺麗らしいねん。
沼の脇には 『 神仙沼 』 命名の由来が書いた、看板が立ってるねん。
観光客の少ない時期なら、この付近の神々しい雰囲気を十分に味わえると思うなぁ
ほとんど風が無かったので、水面に対岸の景色が映り込んでる。
この時期は必要無かったけど、高原の花が咲き誇る夏の時期に来るとしたら
十分過ぎる位の虫よけ対策をしてないと、エライ事になりそうやで
ほな次は、積丹半島めぐりや~