アメリカ合衆国第44代大統領にオバマ氏が就任されましたね

アメリカが1776年に独立し、1789年にワシントンが初代大統領になってから約230年の歴史が経過した中で、初めてのアフリカ系(黒人)の大統領となったわけですが、考えてみると、凄いことですよね

西洋、東洋問わずに230年の中で技術や文化は発達してきました。人類初、史上初といったことは多いと思います。
しかし、そうした中で、黒人の大統領が誕生したのは今回が初、230年の歴史の中で初でした。
一向に人種差別解決の発達は進まない中、初の黒人大統領の誕生は人種差別社会が根強いアメリカにおいては、一筋の明るい道がひらけたのではないのかなと思いますし、200万人の人手があの瞬間、あの場所に立ち会いたかったとされるのもうなずらける気がしました。
しかし、希望ばかりに目が向けられがちですが、未曾有の社会・経済的危機状況の中で、アメリカで盛り上がってるんだ、ワァー凄い、ワァーワァーとなってただただ盛り上がるのではなく、オバマ氏が演説の中でも言っていたように、現実に目を向けることが大切ですし、自分自身ができることかは何かを考え、実践していくことが大切なはずです。
変革、変化には確かに目を向けられがちですが、今回のオバマ氏の演説の中でもあまり変化の言葉は用いられてず、むしろ、責任という言葉を用いていたことにも注目すべきでしょう。
現実から逃げずに、直視し、受け止める。受け止めることができずとも、受け止めようとする心が大切です。
だからこそ、といった表現が合うか否かは分かりませんが、こうした状況の中で真宗、お寺は何ができるのか、を考える必要があると思います。
何ができるんだろうか、意義はどうあったらいいのか、といった思考錯誤の積み重ねが近い将来、お寺、真宗が盛り上がっていく糧になるはずです。
僕自身、こっちに帰ってきてやりたいことや、今からでもやりたいことがたくさんあります。
しかし、どこまでできるかは分からないけれど、想いを持ち続け、コツコツとその時その時の身の丈にあった実践を伴い続けながら、大きな目標に邁進していくつもりですし、つもりで終らせることなく、します。
また真宗やお寺についてトークできる人求めてます
