配役表(♂:7 ♀:6 被り:4)
トーマ・アヴェニール(♂)【LV.4】
リリィ・シュトロゼック(♀)【LV.9】
アイシス・イーグレット(♀)【LV.7】&シグナム(♀)【LV.2】
スティード(♂)【LV.4】&928(♂)【LV.1】
ヴェイロン(♂)【LV.13】
アルナージ(♀)【LV.4】&アギト(♀)【LV.1】
サイファー(♀)【LV.4】
フォルティス(♂)【LV.7】
ドゥビル(♂)【LV.3】&警察(♂)【LV.1】
警察「事件のお知らせです。本日早朝、ミヘナ街道の協会が何者かに襲われました。早朝の礼拝に出ていたシスター3名は犯人により殺害。ミヘナ街道を通行される方は十分にご注意ください。襲撃の目的や犯人の数はまだ不明です。街道の各所で検問を行っております。ご通行の皆様ご協力お願いします。」
アイシM「うえ、これ完全にトーマが犯人扱いじゃん」
スティ「現在体温39.6度。熱の上昇は止まってはいるようですが・・・」
アイシ「トーマ?」
トーマ「いや、ごめん・・・頭が・・・」
アイシ「うわ熱ッ!熱出してる!リリィ、毛布出して毛布!」
リリィM「わたしのせいだ・・・」
アイシ「わたしのせいって、なんで?」
リリィM「あそこにいた人達が言ってたの。わたしは「毒」なんだって。触れた人を近づいた人をみんな殺しちゃう毒だって。トーマはわたしに触れても大丈夫だったから、そんなの嘘なんだって思ってたのに・・・」
アイシ「ダメだよ、リリィ!まだリリィのせいって決まったわけじゃないわんだし、怪しい人の言うことなんか信じちゃダメダメ!トーマもきっと同じこと言うと思うよ。あたしは街に下りて薬と食料買ってくるから、リリィはトーマについとあげてね」
リリィM「うん・・・」
アイシM「トーマのあの症状、リリィのあの発言。リリィが居た施設っていうのはまず間違いなく生体兵器の研究施設。リリィはその研究成果で、トーマはそれに触れちゃった被害者。追っ手に見つかったらその場で殺されてもおかしくないし、管理局に見付かれば即逮捕でゲームオーバー。あたしも実家に強制送還」
アイシM「面白いトラブルに首を突っ込むのは好きだけど、ノーギャラな上に命がけってなるとさすがにちょ
っとねえ。面白以外で付き合う義理もないわけだし、ここでバイバイも普通にアリかなぁ。まぁ、なんだ。年の近い友達ができるのも珍しいし、保護してあげるのも面白くはあるかな。あの子たちが死んじゃわないように、あたしの正体がバレないように」
フッケバイン
居住区
ヴェイ「おう、帰ったぞ」
アル「ヴェイ兄おかえり!みやげは?!飯はッ!?」
ヴェイ「うるせー、食いながらしゃべんな。みやげの飯ならコンテナん中だ。トラック一台分盗ってきた」
アル「ナーイス!ヴェイ兄、褒美にこいつをファックしていい!」
ヴェイ「いらねーよボケ。てめーの食いかけじゃねーか」
アル「相変わらずノリ悪ィなあ。そーいやフォルティスとビル兄が呼んでたよ。戻ってきたら顔出せって」
ヴェイ「用があんならてめーが来いって言っとけ」
アル「オーライ。そいつァてめーで言いに行け。あたしにゃ関係ねー」
ヴェイ「おうステラ、盗ってきたメシな、そこのバカが全部食わねーよう管理を頼むぞ」
フォル「ヴェーイロン!お帰り。結構かかりましたね?」
ヴェイ「うるせェよ。メシの補給をしてきたんだ」
フォル「そっか、それはありがとう。君が出ている間に面白いニュースが入ったんですよ」
ヴェイ「ニュース?」
ドゥビ「局の特務部隊が動き出したそうだ」
フォル「陸海空のエース魔導師で編成されたエクストラフォース。6年前にゆりかごを落としたチームが再編成されたそうです」
ヴェイ「そいつぁ、また俺等を潰しにか?また随分と無駄なことを」
ドゥビ「ディバイダーの確保が優先だろうがな。我々も逮捕対象にはしているはずだ」
ヴェイ「ついでで追われるたぁナメられたもんだな」
フォル「ま、僕等を追う事の無意味さはよく知ってるでしょうからね、連中は組織のしがらみや界境線に縛られてますし、何より人が戦う力を魔導に頼り、僕等の手にディバイダーがある限り、僕等フッケバインには触れる事もできません。」
フォル「ディバイダーと言えばヴェイロンのリアクターも早く見つけてあげないとですね。僕等の中でリアクター無しは君だけですから」
ヴェイ「別にいらねェけどな」
928「Start Up」
ヴェイ「今まで持ったどんな銃よりこいつは面白ェ」
フォル「まあまあ、ディバイダーだけでも「優秀な武器」ではありますがリアクターが揃えば」
ヴェイ「「世界を殺せる毒になる」だったか」
フォル「それがカレンの見解です」
ヴェイ「俺ァ、そっちもあんまり興味ねェんだがな。そういやカレンはともかくサイファーはどうした?」
ドゥビ「お前と入れ替わりで地上に降りた。確かめたいことがあるそうだ」
スティ「体温上昇はひとまず落ち着いたようですね。追っ手が来ないかあたりを見回ってきましょう」
リリィM「うん。ごめんねスティード」
スティ「すみません。何か仰っていただいていますか?どうやら私にはあなたの精神感応が届かないようで」
リリィM「ごめんね・・・・私が・・・・」
スティ「機能不足で申し訳ありません。すぐ戻りますので」
トーマM「鉱山町でのことはあんまり覚えてない。みんな生活は苦しかったし、いつも大変な毎日ではあった。だけどそれでも生きてたし、笑うこともあった。あの町のみんなも、俺も。だけど、あの日全部が壊された。あれは事故なんかじゃない。絶対にあいつらが。一人になって、いつか捜し出して復讐するつもりで、自分なりに強くなった。だけど、スゥちゃんに助けてもらって、ティアさんやアーちゃんお姉達に会えて、優しくしてもらって、笑うことを思い出して、ヴァイゼンの施設で暮らしながら勉強してる間も見守ってくれて、施設を出たら「家族になろう」って言ってくれた。旅に出たのも過去を忘れて普通に生きるためのきっかけが欲しかっただけ。普通に生きようとしてたんだ。なのに、どうしてあいつは現れた?俺が見付けた大事なものをなんで壊そうとする?」
トーマ「嫌だ。壊されるくらイなら、その前に、そノ前ニ、俺ガ殺シに行ってやル・・・・あがッ」
リリィM「トーマ?!トーマ、トーマ!!スティード!アイシス!!だめ、届かない」
トーマ「が、ああああッッ!!」
リリィM「トーマ!」
リリィM「どうしてわたしはこんな時にも声が」
サイフ「そのまま放っておけ。エクリプスドライバーがあるべき姿になるだけだ。お前もすぐにその少年とひとつになれる」
リリィM「エクリプスドライバー・・・・?」
サイフ「倫理破損か?リアクトプラグが役目を忘れるとは・・・・。我々にはその少年が必要だ。破損プラグに用はない。退け。」
サイフ「判断機能すら破損したか」
アギト「全員動くなッ!武器を捨てて両手を挙げろッ!」
シグナ「管理局特務六課だ。危険物所持及び暴行の現行犯で逮捕する」
サイフ「魔導師・・・いや騎士だな。連れているのは融合騎か?」
シグナ「「動くな」と警告はしたぞ、一歩でも動けば、誰であろうと斬り伏せる」