こんにちは、本山アイクリニックですあじさいかたつむりあじさい
当院では、医療専売のワカサプリの取扱いを始めましたNEWキラキラ

ワカサプリ for Proシリーズは、 安全性が認められた原料のみを使用し、添加物を極力用いない製法・配合で作られた、高濃度・高品質で安全性にこだわったサプリメントです。

ビタミンCには、抗酸化作用(体のさびつきを防ぐ)、抗ストレス作用、免疫力向上、お肌を守るなど毎日の健康を維持する重要な物質ですが、体内で作ることができないため食事から補う必要があります。しかし、飲酒、喫煙、ストレスなど様々な原因で減ってしまいますので、日常的にサプリメントで積極的に補いたい栄養素です。
ビタミンDは骨の健康、筋肉の質の改善(転倒予防)に重要ですが、現代の日本人のほとんどが不足していることが判っています。
目の健康には、ルテイン、アントシアニンもとても大切です。
院長はじめ当院のスタッフも全員飲み始めました!キラキラ

お気軽にお声かけ下さい。

 

こんにちは、本山アイクリニックですくまクッキー

 

本日は、涙の排出機能がうまく働かずに起こる症状についてお話ししたいと思います。

 

皆さんのなかに、涙目、いつも涙がこぼれて困る、風などの刺激を受けると涙が出る、日常的に常に涙や目やにがでると悩んでいる方はいませんか?

涙のことで困って眼科を受診する人は意外にも多く、患者さんの5人に1人ぐらいいると言われています。

 

涙は目の表面を覆うことにより、外界から目を守る大切な働きをしています。

涙には水分のほか、電解質、タンパク質や糖分などの栄養素、それに抗菌物質も含んでいます。

そのため涙は、目の表面を覆って乾燥から守るだけでなく、目に栄養を届けたり、ゴミやほこりを洗い流したり、細菌などから目を守る働きをしています。

涙は瞼の上にある涙腺という場所で作られ、表面を通ったのちに涙点という小さな穴から、涙小管・涙嚢・鼻涙管という鼻の器官を通って鼻へと排出されます。

 

この涙を目から鼻腔へ排出する通り道の涙道という箇所が何らかの原因で狭くなったり、塞がってしまう病気を「鼻涙管閉塞」といいます。

 

鼻涙管閉塞症は先天性と後天性があり、赤ちゃんにみられる症状で鼻涙管が開通してない状態がそのまま残ってしまう先天鼻涙管閉塞症と、結膜炎や鼻の病気、抗がん剤や加齢等が原因で鼻涙管閉塞症になる後天鼻涙管閉塞症があります。

当院では後天性鼻涙管閉塞症(狭窄症)に対する涙管チューブ手術も可能です。

 

先天性の鼻涙管塞症は、涙道が開通しないまま生まれてくることが原因ですが、1~2歳頃までに、90%近く自然治癒することが多いため、定期的に通水処置(検査兼治療)を行いながら経過観察します。

新生児(0歳から)の鼻涙管閉塞症の涙道治療をおこなっています、生下時からお子様の目やにや涙目の症状を認める方はお気軽に当院へご相談ください。

 

 

目の仕組み

 

 

当院では、
●閉鎖した涙点を開放する「涙点形成術
●涙道のつまりを再開通させる「涙道チューブ挿入術
●小児の先天性鼻涙管閉塞に対する治療(定期的な通水

を行っています。

※チューブ挿入が困難な症例やチューブ抜去後の再発、涙嚢炎を起こしている症例については、DCR(涙嚢鼻腔吻合術)目的にて専門病院へ紹介させて頂きます。

 

涙目や目やにで気になられることがございましたら、お気軽に当院へご相談ください立ち上がる

当院HPやお電話からご予約も承っております。

本山アイクリニック【名古屋市千種区の眼科】本山駅から徒歩1分 | 美容 (motoyamaeyeclinic.jp)

 

痙攣とボトックス

 

こんにちは、本山アイクリニック院長の水野です。
私は長年、痙攣疾患に対するボトックス治療に取り組んでおります。
痙攣とは、自分の意思とは無関係に筋肉が勝手に動く症状で、自覚的にも鬱陶しく、目の周りの筋肉(眼輪筋)の痙攣が強くなると目が閉じ気味になり、頬(小頬骨筋、大頬骨筋)や口横(口輪筋、笑筋)、額(前頭筋)の痙攣はお顔のひきつれを起こします。進行すると首の筋肉が痙攣することもあります。
痙攣は、日常生活にも影響を及ぼす苦痛を伴う症状です。これらの原因となる疾患は以下があります。

「眼瞼痙攣」は、「瞼の開閉の切り替え故障」により、眼輪筋の緊張が強くなり過ぎることで瞼を閉じようとする力が強くなり、まばたきが増えたり目が開けられなくなる病気です。
「片側顔面痙攣」は、顔面神経が支配しているお顔の半分の筋肉に何らかの原因で刺激が加わることで、まぶた、頬、口の横、あごや首の筋肉が痙攣を起こします。
その他、睡眠不足や疲労、ストレスが原因で瞼がピクピクする痙攣が一時的に生じる「眼瞼ミオキミア」もあります。
眼瞼ミオキミアが眼瞼痙攣と呼ばれることも世間ではありますが、本態性の眼瞼痙攣はピクピクするというより眼輪筋の過度な収縮により不随意な閉瞼が生じる疾患であり、一時的な痙攣症状はミオキミアであることが多いです。
なお、眼瞼痙攣や片側顔面痙攣は、抗精神薬の服用や頭蓋内疾患が原因となることもあります。

ボトックスとは、筋肉の緊張を和らげるお薬で、痙攣を起こしている筋肉に注射をすることで筋肉が勝手に動く症状を止め痙攣症状を抑えることができます。
ボトックスは注入した筋肉の動きを確実に止めるとても有効な薬剤です。これは美容治療にも通ずることですが、ですので逆に言うと、むやみやたらに打つと顔は固まります。
お顔の筋肉をはじめとする解剖はもちろん、筋肉の大きさ深さ、それぞれの筋肉の働きとその相互作用、表情(特に笑顔)に対する影響、患者様の症状と状況を踏まえ、また希釈と注入量、注入手法によりどの程度拡がりどのように作用するかも予測と把握をした上で私はボトックス治療を行っています。

実は、だいぶ昔のことですが、私自身、ストレスとプレッシャーが最高潮だった時に瞼の痙攣が長期間止まらなくなったことがあります。日中何をしていても痙攣し、就寝中まで痙攣するので本当に鬱陶しくて辛く毎日憂鬱でした。最初は片眼でしたが、そのうち両眼痙攣するようになり、耐えかねてボトックスを行い、痙攣が止まった時は感動しました。
痙攣は本当に辛い症状であることを私も身をもって経験し共感しており、何とか患者さんの苦痛な症状を和らげたい治したい一心で現在も治療に取り組んでいます。

自分の意思で筋肉を鍛えることはできても、筋肉の動きを止めたり和らげることはできませんので、ボトックスは本当に有効な薬剤だと思い、そこからボトックスの有効性と奥深さに魅了されました。この有効性から、痙攣だけでなく傾性斜頸や斜視の治療にも用いられています。
教科書や学会、セミナーでの猛勉強はもちろん、その後、機会があるごとにあらゆる箇所で自分の顔にセルフ注射をして色々実験も行いました。頬の筋肉に作用すると本当に笑顔が作れなくなるのか(頬の筋肉に作用すると全く笑えなくなります)、目の周りの筋肉はどこにどれ位効くと笑顔に影響するか、口まわり、エラなど筋肉が複雑に重なり絡んでいる箇所の注入による飲食や表情への影響、また目的の筋に注入するための深さや針の向きはどのように注意をすべきか、などあらゆる検証を自分の顔で行いました。教科書等でも沢山勉強しましたが、書いていない事も多々ありますので、自分の顔での検証で試行錯誤を繰り返してベストな結論に至り、現在は痙攣治療の他、目的や部位に応じて強弱をつけて筋肉を調律をしてその方が本来もつより魅力的な表情を引き出すための美容治療、肩こり治療なども行っています。

四六時中、瞼の痙攣が止まらなくなった時は、何をしていても憂鬱で、奈落の底に突き落とされたような辛い日々でしたが、この経験がボトックス治療に没頭するきっかけになったことは「人間万事塞翁が馬」だと思っています。

ボトックスに対する熱意、治療に対する貪欲さは誰にも負けない自信があるほど情熱をもって取り組んでいます。辛い痙攣症状に悩んでいる方のお役に少しでも立てたら幸いです、お悩みの方は是非ご相談下さい。