10代、20代のころは、周りから求められる

自分を勝手に思い描き、それを自分に課し

ていました。

 

 

そうなりたかったというところもあったのかな

とにかく無理をして一人苦しんでいました。

 

 

年を追うごとに、人と会うのが億劫になって

出来るだけ人を避けるようになって

壊れかけていたなぁと思います。

 

 

それから30代に突入し、いよいよ無理が

利かなくなってきたころヨガに出会いました。

 

 

マットの中の小さな世界で、自分の

呼吸音を聴きながら、何も考えず動く。

アサナをとるのに夢中。

 

 

求めていたものはこれだ!!

という確信のようなものがありました。

 

 

理想の自分を取り繕おうとしている

自分から解放され、誰にも言えないような

心の影の部分なんかも吐き出せた。

 

 

対処法や正解を誰かに求めたわけ

ではないので誰かを気にする必要もない。

アサナをとっていると自然と自分のことが

わかってくる。

 

 

自分の想いを追いかけて漂って。

それが気持ちよくて楽しかったのです。

 

 

マットの上では裸の私が立っている。

喜びも、悲しみも、嫉妬も、幸せも。

 

 

毎日毎日違う私が顔をみせそれを

眺めながら自分を知っていく。

 

 

私にとってヨガとは

自分を知り、解放し、変化するプロセス

を楽しむものです。

 

 

私はヨガを通して自分の心(想い)

を解放したかったのです。

 

 

小説を読みながら空想にふけることも

ブログを書いていることも同じです。

 

 

今思うと自分を解放出来るものに出会え

たことは本当に幸運でした。

 

 

だからブログに関してもヨガ仲間から

教えて頂き、恥ずかしながらも日々

想いを綴っているのです。

 

 

そしていつか人生を振り返ったとき

日記のように読み返すのを秘かに

楽しみにしているのです。