こんにちはモータライズです
この間、就業後に空を見上げると
異様な事になっていました‥‥
最近天気もすぐれないし怖いですね
大雨や台風が近かった日でしたので関係あるのでしょうか
変わった雲でいうとこんなのも見かけました
まるで生き物のようですね
自然ってよく分からなくて怖いですね
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業者様よりご依頼をいただきました、
フェラーリ512TRの修理内容でございます。
整備士さんお願いします
まずはエンジン調整です。
512TRはテスタロッサの後継モデルです。
形はそっくりですが中身はというかシャシは全然違います。
ボディは材料がアルミになり、
フレームも切り離しができなくなっています。
512TRはエンジンミッション単体で降ろすことができますので比較的簡単です。
降ろしてからのスペースも少なく済みます。
今回はもちろんタイミングの合わせ直しと同時にバルブクリアランスも調整していきます。
というわけで進めていきます
リヤバンパーとマフラーを外してエンジンを下ろしていきます。
エンジンの下にミッションがある俗にいう「便器型ミッション」ですw
フェラーリだけでなく、イタリア車全部に言えるのですが
まともにタイミングがとられている車輛がとても少なく感じます。
中古車で購入時にサービスで変えられてある車輛は
特に気を付けたほうがいいかもしれません
イタリア車の
タイミングベルト交換やクラッチ交換は
とても手間がかかるものであり熟練されたメカニックに
しっかり作業されなくてはいけないものですが、
かなりの手抜き作業がされています
それは、ベルト交換時には必ずエンジンのタイミングを
合わせなおす作業が必要なのですが、
勝手なアイマークを付けて交換されたりしています
ではエンジンが降りたのでバルブクリアランスを測定します。
そのまま1番圧縮上死点を出して分解していきます。
ベルトはゴムなのでゴムが伸びてタイミングがずれていくので
そこを交換時に修正するのですが同じ場所への組付けだと意味がありません。
ベルトの組付けの前にウォーターポンプをオーバーホールします
ブロックの中に組み込まれているので交換ではなくオーバーホールです。
すべて組付け終わったらバルブクリアランスの調整です。
ここまでの作業が本当の「フェラーリタイミングベルト交換」です。
まだ載せた後も調整があるんですけどね
すべて終わったので逆の手順でエンジンを載せます
乗ってエンジンをかけた後は、
最後の仕上げでエンジンの左右のバランスを見ていきます。
これもやっているところはほぼないようです。
やり方は企業秘密です
すべての交換と調整が完了後試運転です。
フェラーリ伝統のV12サウンドとレスポンスが復活して
ナイスな跳馬さんになりました
この度はご用命いただきありがとうございました
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