今週の医療機器、在宅医療ニュース | 医療DX、医療AI、デジタルヘルス、医療機器のニュース。1週間分を3分でチェック

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目次


■医療IT
○国内の健康管理サービス市場は2016年に約610億円に成長
○褥瘡評価が簡単にできる医療支援iPhoneアプリ


■医療機器
○指輪型パルスオキシメータを販売
○「医療を将来のコア事業に」ソニー次期社長の平井氏
○オリンパスとの提携 富士フイルム、テルモも参戦表明
○「低侵襲治療センター」を設立へ 岡山大病院が4月
○脳の形で統合失調症診断 MRI画像を分析


■在宅医療
○日本初の訪問歯科を開拓した異端児 デンタルサポート


記事の内容
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○国内の健康管理サービス市場は2016年に約610億円に成長
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120202/204273/?ST=observer&ref=rss
調査会社のテクノ・システム・リサーチは、在宅医療・健康管理
ソリューションに関する市場調査の結果を発表した。同調査に
よれば、2011年に約150億円弱だった国内の健康管理サービス市場は、
2016年に約610億円の規模に達する見込みだという。
 ワイヤレス対応の医療・健康機器の世界市場は、2011年に525万台
強だったが、年平均120%前後で伸長し、2016年には1500万台レベル
に対すると予測する。ワイヤレスに対応していない医療・健康機器
を含めた市場の成長は年平均103~104%であることから、ワイヤレス
対応品の市場の伸びは顕著であると指摘する。医療・健康機器の
ワイヤレス対応率は、2011年の約16%から2018年には25%を超える
見込みであるという。
 在宅医療ICTサービスは2011年に約17億円弱だったが、複数の
新規サービスの登場によって、年率約130%以上の伸長率で成長し、
2016年には約73億円の市場規模になるとする。
(日経Tech on! 2012.2.2)
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○褥瘡評価が簡単にできる医療支援iPhoneアプリ
http://www.pbweb.jp/news/2012/01/31/120131_2324.html
トライテックが、DESIGN-Rの点数を知らなくても総点の算出が
でき、DESIGN-Rでの褥瘡評価が行えるiPhone / iPod touchアプリ
「褥瘡ナビ」をApp Storeにて1,800円でリリースしています。
(PBweb.jp 2012.1.31)
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○指輪型パルスオキシメータを販売
http://news.e-expo.net/release/2012/02/post-105.html
株式会社ナビゲーションフラッグとアドバンスドメディカル株式会社
は、両社の共同開発により、血中の酸素濃度の測定機能に加え
データ無線送信等の今までにない新機能を搭載した指輪型パルス
オキシメータ『OxiRing(オキシリング)』を開発した。
指に挿入した時点で電源が入り、自動的に血液中の酸素飽和度
(SpO2)と脈拍数を測定し、測定データをオキシリングに内蔵されて
いるテレメトリー機能(無線)により送信され、在宅・病棟等に
おける遠隔健康管理支援ネットワークシステムにおける活用や
リハビリ・訪問診療時等のモニタリング・記録による継時的
疾患管理の応用利用が可能となった。
(健康美容EXPO 2012.2.2)
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○「医療を将来のコア事業に」ソニー次期社長の平井氏
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120202/380045/?ST=sp
イノベーションの加速に関して取り上げたのが「将来のコア事業
にする」という医療分野。ソニーが所有するセンサー、信号処理、
レンズ、ディスプレイ技術などを内視鏡、X線診断装置に応用する
ことで革新的な製品を開発する。4月1日の人事では、吉岡浩氏が
副社長として、メディカル事業とイノベーション推進を担当する。
(日経IT Pro 2012.2.2)
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○オリンパスとの提携 富士フイルム、テルモも参戦表明
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120131/bsc1201310505007-n1.htm
富士フイルムホールディングスは30日、オリンパスに対し資本
業務提携の提案書を同日付で提出したことを明らかにした。
提携で「安定的に医師をサポートできる体制が構築できる」
(中島成博専務執行役員)とした。
 一方、既にオリンパスの株主であるテルモの羽田野彰士執行役員も
同日の決算発表で、オリンパスの増資を引き受ける可能性について
「あらゆる選択肢が考えられる」と前向きな姿勢を示した。
(SANKEI BIZ 2012.1.31)
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○「低侵襲治療センター」を設立へ 岡山大病院が4月
http://town.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/2012013120013061
岡山大病院は4月、鏡視下(腹腔鏡、胸腔鏡)手術を手掛ける
「低侵襲治療センター(仮称)」を設立する。器具購入や人件費
など総事業費は2億366万円。国と県がつくった地域医療再生基金、
同大で負担する。
(山陽新聞 2012.1.31)
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○脳の形で統合失調症診断 MRI画像を分析
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120130102.htm
金沢医科大の川﨑康弘教授(精神神経科学)のグループは29日
までに、脳の形を見て 統合失調症の診断につなげる手法を開発した。
MRIの画像をコン ピューターで分析し、患者と健常者のわずかな
差を見分ける。
(北国新聞 2012.1.30)
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○日本初の訪問歯科を開拓した異端児 デンタルサポート
http://diamond.jp/articles/-/15910
97年に訪問歯科診療へ進出し、日本で初めて訪問歯科の事業化を
図ったが、日本歯科医師会や行政といった守旧派勢力からの猛反発
を食らった。当時、訪問診療とは、たまに医師が鞄一つで駆け
つけるボランティアとして位置づけられており、守旧派は
「ボランティアで金儲けするとは何事か」と反発したのだ。
(週間ダイヤモンド 2012.2.2)
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