夕方、焼しゃぶの準備をしていたら

「ただいま〜」と夫が帰ってきた。

半信半疑だったけど、今年は結婚記念日に間に合うように出張から帰ってきてくれた！

なんの節目でもない13回目という結婚記念日。

お互い笑顔で「これからもよろしくね」と言い合って乾杯できたから、もう十分だ。

今年は薄切り肉で焼きしゃぶに。

ごまだれとポン酢と野菜を色々巻いて美味しく食べた。

私たちにとって今日は結婚記念日だけど、今年はたまたま旧正月の大晦日でもあったから、なんとなく「大晦日っぽさ」も大切に。（結婚記念日はお肉を食べると決めているから餃子はしなかったけど。）

子供たちのブーイングを押さえ込んでテレビではYouTubeのCCTV4をかけ流し、子供たちにも大晦日だよ、と何かにつけて触れ周り、夕食前に皆んなで義母にテレビ電話した。

耳がほとんど聞こえないので普段はwechatでメッセージと写真を送るばかりになってしまっているが、久しぶりに元気な顔を見ることができた。

夫が今年こそは必ず会いに行くと約束して電話を切っていた。

本当に会いに行かねば。

夫より私の方が焦ってしまう。

とりあえず夫だけでも義母に会いに行ってほしいとずっと思っていたけど、夫は仕事が落ち着いたらと考えているようだった。

とは言え、久しぶりに年老いた義母の顔を見て「春休みかゴールデンウィークか、その辺りかな。ちょっと考える」とは言っていた。

私もビザについて調べてみよう。

食後、夫に「今天除夕啊。我们也要除夕的样子过啊。对吧」と言って、春晩を見ようと誘ったらウケた。

この春晩、字幕講座でお世話になっている先生曰く

年々つまらなくなっているそう。前は社会風刺とかもあって本当に面白かったのにとおっしゃっていた。

ただそれと反比例するように舞台演出は素晴らしく豪華になっているとも。

昔を知らないから比べられないけど、紅白とM1と吉本新喜劇と欽ちゃんの仮装大賞が合体したみたいな春晩は見ているだけでもそれなりに楽しい。

13回目のニクの日と春晩