
最低限の荷物を持って、らくだに乗って、砂漠のテントまで。
約1時間半のキャラバンです。

夕景で赤く染まっている砂漠。
異次元の世界です。
背後で日がみるみる沈んでいく。
360℃、砂漠と空の色が違う。
不思議な光景。

ラクダの足音しか聞こえない静かな砂漠。
夕日の世界から、徐々に月が支配し始め、地上は真っ暗闇。
空を見上げれば、無数の美しい星達。
行く先の見えない砂漠の波を、ゆっくり歩く。
空の明かりだけを頼りに。
まさしく地球の果てに来てしまった。
どこでみた景色よりも、感じたものよりも、地球を感じた。
何にもないというのは、こんなにも人を感動させる。
涙がぽろぽろ。

落ちそうになりながらも、がんばって写真撮ったよ。
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まるで、静止した夜の海に入っていくようなうねりを歩き、
突然、小さなキャンプ場にたどり着く。
外は、真っ暗闇だが、あちこちから、動物の鳴き声、かすかに人の声が聞こえる。

私達と、オランダからの団体客が一組。
リビングテントで夕飯です。
モロッコはなぜか猫がとっても多い!
しかも、毛並みがきれいで、めっちゃかわいいの!!
モロッコに行って、猫好きになりました


夜は、もちろんハリラとタジン。
たぶん、鶏肉だと思うけど…
何のお肉かは不明…
なんせ、猿の脳みそも食べるお国ですから…
でも、お腹空いていたので間食


夕食後は、外でキャンプフャイヤー。
テンションアップ

お酒、ワイン一本持って行ったけど、足らなかった。。
これほど、お酒が欲しいと思うのは、なかなかないぞ

隣のオランダ人も酒豪の人達だらけ。
お酒持ってるって聞かれた。
彼らも、もっと持ってくれば良かったって後悔してた。。。
ベルベル人による太鼓演奏の始まり始まり

太鼓に合わせて
「日本人何か歌って!!」
と言われたので、
とっさに思いついた「上を向いて歩こう」をみんなで合唱しようと歌ってみたけど、
いまいち、のり悪かったなぁ~

こんな時、日本の曲で有名な歌で盛り上がる歌、知ってたら、教えてください

オランダ人、結構のりのりな人達でした


ミントティー片手に
私も一ダンスダンス

年齢や地位やプライド、人種を超えて一つになれるもの、それは絶対的に音楽だとこの時も感じた。
ダンスも、恥ずかしさを脱ぎ捨てたら、こんなに気持ちの良いものはない

外国の人達って、年齢とか何だとか、気にせず、バカになって自分の気持ちだけで踊りまくるでしょ。
あの感覚が私は好き

だから、私ものりのりな楽しい夜を過ごせました。
それにしても、気温は低かったけど、めっちゃホットな夜だったな。
熟睡熟睡
