一夜城当主になって早1か月。すっかりご報告が遅くなってしまいました~アセアセ


↑こんなイベントを開いてもらいました照れ


 緊張でしたが、終えてみての感想は、

 
いや~楽しかった爆  笑
 
 
今回、オンラインイベントだったので、参加者の皆さんの反応がすぐにはわからなかったのですが、
それが逆に良かったのかグラサン
心行くまでの息子自慢をさせていただきました爆笑アーカイブを含めなんと!70名近くの方が参加してくださったんだとか!!ありがたいお願い
そんなにたくさんの人たちに私の息子自慢を聞いてもらうなんて、なんて贅沢な体験だったのでしょうか。
 
途中、チャットに「子どもを自慢してないな~」
なんてコメントが上がっていましたが
子ども自慢、してみてほしいと思います。
自分の幸せ度が確実に上がりますよ上矢印上矢印上矢印ラブラブ


おかげで私の人生、happy Lifeルンルン爆笑


聞き手になって下さった三宅さんとのお話もめちゃくちゃ楽しかったですキラキラジャンルは違えどお互いがマイノリティファミリー。だけどそんな人生を楽しんじゃってるってところがとっても似ていて、何話してもお互い、「そうそうそう」と共感しまくり爆笑また何か一緒にやりましょうと約束までしてしまいました。

 
好き勝手に話させてもらったイベントにもかかわらずアンケートにもたくさん回答してくださったそうです。先日、そのアンケートをまとめて送っていただきました。
こんなに反応があるのはあまりない、第2弾を希望する声もとても珍しいと褒め上手なスタッフさんたちにも絶賛いただき、自己満足に終わらずよかったとホッとしていたところに、アンケートの感想を読み、感激のあまり泣きそうに、、、いや、泣きましたえーん家宝にします宝石赤

 
息子たちが小さかった時、まだ私が「障害」ということ、「違い」ということを考えたこともなかった頃。
入園した幼稚園では「そら君はとても大変な子です」と言われ、

その後幼稚園を辞め…

せめて時々でも同年齢のお友達と過ごせるようにと思い一時保育をしている保育園を訪ねれば
「療育センターでちゃんと訓練を受けてからいらっしゃい。いいですか?」と言われ、

とある療育センターの支援者からは「この子が普通に学校に行けると思っているの?」

そんな風に次々とみんなの中にいることを否定され続けてきた日々がありました。これから子どもとどうやって生きていったらいいんだろう…
そんなことを考える日々でもありました。
 
まあ、いまなら「はあ??」チューと鼻で笑って、そんな人たちの伸びきった鼻をへし折るくらいの反論はできそうですけど爆  笑
あの頃は本当に私は無知で弱かったからたくさん傷つきました。たくさん学んで理解を深めた今でも思い出すと泣ける…未だにその傷はかさぶたのまんまで、時々かさぶたが剥がれてしまってはまたそこから血が流れてしまうそんななかなか治らない深~い傷になっているのは紛れもない事実です。
 
なんで私や息子たちが仲間外れにされなくてはいけないのか?
こんなに辛くて悲しい気持ちにならなければいけないかったのか…
私たちの何がいけないのか…
それを知りたくて自分なりに学んできました。
で、色々端折りますが、確実に言えることは私たちは何も悪くなく、傷つけてきた人たちがただ無知だったのだということがわかりました。その人たちは憲法も知らないような人たちなんだなぁと思います。人を育て、支援する立場の人でもなーんにも知らないで済んでしまうのは悲しいですが…でもね、そうわかってから、実はちょっと気持ちが楽にもなったのですびっくりマーク私はずっと無知で何もできない人間だから仕方ないって思っていました。でもこんな人たちが偉そうに発言して、人を傷つけている自覚さえないような人がそういう立場で仕事をしているくらいなら、私にも何かできるんじゃないか…そんな風にも思えるようになったのです。←私って本当にノーテンキ爆笑

でもこれはあの無知な方々に出会ってきたおかげですよね〜チュー今、こうしてちゃんと幸せだと言えるのも、そんなことがあったから。傷つけられたことは一生許さないけど。(もう名前も顔も忘れたけどチュー)そこだけは感謝しています爆笑
 
ただ、もうこの時の私のような思いをする人が一人でも減るように、これからも私は私の言葉をこんな風に届けていきたいと思っていますびっくりマーク
 
さて、イベントの話に戻ります照れ
実はこの日、次男たからが高校を目指すこともお伝えしました。
最近ではインクルーシブ教育という言葉を知っている人は多くいると思います。けれどその実際を知らない人のほうが圧倒的に多い。理解していても難しいと考えている人の方が多い。できない子がみんなと一緒になんて可哀想だと言う人さえいます。
この発言を聞いている人たちはどんなふうに考えるのだろう・・・
少しドキドキでしたが、「言葉にすると叶う」ってことで包み隠さず宣言気づき
 


たからも堂々と宣言❗️

 
実は、言おうか迷っていた私に素晴らしいトスをあげてくれた方がいるのですキラキラさすが一夜城スタッフさんおねがい
今、全国で実践されている人たちがたくさんいて
メディアでも取り上げられることが増えています。
 

そんなアシストのおかげか、なんと私の不安をよそに、アンケートにはたからの高校入学を応援するメッセージがたくさん書かれていたのですおねがい


報道特集に出てくる「かずきくん」が

たからくんにみえました。


そんなメッセージもありましたハート

こんなにも街の中で応援してくれる味方ができたことが奇跡のようです。


!実はもう奇跡ではないのかもと思っていたりもします。


たからが養護学校から小学校に行きたいと言った時、たからを知る人は誰も反対しませんでした。中学に進むときも。ただ、本人を知らない、さっき書いたような無知な人は彼が本当にそう言えるのか?と疑った人もいましたけど…


その人たちは今のたからを見てどう思うのだろう…私にかけたあの言葉の責任をどう取るのだろうと考えたりしますけど、どんな言葉をかけられてもきっと全然嬉しくないのでもう会わない方がいいですね😝

↑心の声がもれてしまったキョロキョロ


でも一番情けなかったのは、たからが高校に行くと言った時、私、少し迷ったんです。「無理です」と言われるんじゃないか、そんな風に言われたらどう立ち向かえばいいのかさっぱりわかりません。また泣き寝入りになるかもしれない…そうしたらたからになんて説明すればいいんだろうと。傷つかないようにと素知らぬふりして特別支援学校を選んでしまおうか…そんな弱気なずるい自分も顔を出しました。そうしたとしてもきっとたからは怒ったりせず、学校生活を送っていくと思います。けれど彼の人生であり彼の学びなのに、私が決めてしまっていいはずがありません。

あんまり考えると迷路から出られなくなってしまうと思い、結局はいつもの通りにただ後悔しないように、「ええ〜いっダッシュ」と正直にたからの想い私の気持ちを周りの人たちに伝えることにしました。けれど私の心配をよそに、たからを知る人はやっぱり今回も誰からも否定されることなく、「たからならそう言うよね」という空気が流れました。

そんなわけであっさりと高校を目指すことになりました。そう、結局は私の覚悟だけで済む話でした。本当に私たちは恵まれています。

全国にはありのままの我が子のままで普通級にと頑張っている方々がたくさんいます。ただそれだけなのに、いわれのないひどい言葉をかけられたりひどい裏切りに合っている人もたくさんいます。

私たちはどれだけ恵まれているのか、そう思うと、私にできることは、こうした経験を語り、書き残していくことだと思っています。


結果はまだわかりません。これから交渉する相手が猛反発する可能性もありますから。けれどこんなに我が街にたくさんの味方がいるというだけで、未来は明るいラブラブ


こんなに応援してくれる人がいる。ただそれだけで

 

「生きてきてよかった。」

 

そう思えた初当主の一夜でした。


会場からは

たからの高校のこと、そらが社会人となること

我が家のあれこれを実況中継をしてほしい

そんな声もいただきました。

すぐのせられちゃうので、わたしチュー

これが夢で終わらないよう、これからも声を出していきたいと思いますルンルン

 

 

そうそうどんな話をしたかということ、、、

ちょっとだけ触れると

まず、


「自立とは?」


みんなで自立をやめちゃおう!と提案しました。




だって一人で生きていける人なんでどこにもいないんですもの。

みんな誰かに助けられて生きているんですから。そんな無謀なこと辞めて、これからは「協働」だと思うんです。

そう、乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ我が家の今年のテーマ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

存在同士がかかわりあうことが「仕事」になる。そんな感覚で社会が創らられていくといいなと思っています。

 

もう一つのテーマの


「普通とは?」


一人ひとり違うんだから本来、普通ってみんな違うものじゃないかと思っているんです。

なのに、社会ではみんな「一緒」だと思い込んでいる。

みんな「同じ」「一緒」にしていくと「普通」の枠はどんどん狭くなっていく気がします。普通の中で生きる人たちは満員電車のようにぎゅうぎゅう詰めにされてしまいます。力が弱い人は外にポーンと押し出されてしまう。押し出されないようにとみんなずっと力を込めたまま、休むことができなくなっていくんじゃないかと思うのです。

今の息苦しい社会そのものです。


だから私は、自分の「普通」を考えてほしいと思いました。そして、そんなことを考えるのにふさわしい本がふと思い浮かび、

今回、「ワンダー」という小説の出だしを読みました。


興味を持って頂けたらこの「ワンダー」、ぜひ読んでほしい電球冒頭の1ページ半だけでも!きっと何かを感じることと思います。

 




「ワンダー」は映画にもなっています。

映画も大好きハートおすすめです。




私が思う「普通」はみんながありのままでいられること。みんなが違うこと。

「みんな同じ」じゃなく、「みんな違う」から始まる社会にスター

 


そんなことを話した一夜でしたオーナメント






ありがたいことに身近なところで
次々と上映会を企画して
いただいています。


次は我が街、鶴見乙女のトキメキ








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今度はリアル対面開催です。

ますます緊張しちゃいそうですが、齋藤監督とのマイペースコンビの話も楽しみに来てもらえると嬉しいですウインク