「戦争が廊下の奥に立ってゐた/渡邊白泉」。あいつまたいるよなあそこ、ゆけば会うし、このままここにいたってあいつ俺のこときづいてるよねという感覚。戦争がいいとわるいじゃなく好き嫌いでもなく、またあいつ俺のことあそこからみてるんだという戦争への感覚句。たぶん未来もずっとあるかんじの。