「東京に全員着いたことがない/川合大祐」『スロー・リバー』。川合川柳を読むと川柳の一番ベーシックな所が実は一番尖っているんじゃないかと思う。川合さんはSFの枠組みを用いるが、SFとは時間と空間を問い直すことなのだから川柳にとっては正しいんだと思う。SF(センリュウ・フィクション)