「バナナシェークづづづ桜が咲いてゐる/松本てふこ」『汗の果実』。
桜を見ながら人の話を聞いていた。「最近気になんなくなってきたんです。気になんないと思って」「ああ」「もう気にならない生活だと思ったんです。そしたらなんか突然やってきたんだ。人生の不可思議なちからがさあ!」「ああ力が」