キェシロフスキ『白の愛』で、元妻の母語だったフランス語講座をラジオで聴いているうちに眠ってしまうシーンが好きで時々思い出す。ことばや愛が届かない場所を知ってても、それとは無関係に眠たくなり、眠ってしまう。大事なときも大事でないときも眠ってしまう。とてもすてきだったころをわすれて。