映画『ベニスに死す』を今観返すと昔と意味が違ってみえて、感染症の街で恋する相手に最後まで微妙な距離感しか取れなかった男の物語だけれど、でもその〈微妙な距離感〉を保てと言われることがテーマになったときひとはどう生きるんだろう、何を考え悩み答えをもつんだろうみたいな事を考えさせられる