前に立つ者をはね飛ばしながら暴走するカオナシは暴走する王蟲を想起させるけど、千尋は立ちはだかるのでなく、ナウシカのように投身するのでなく、自分を生かしながらも相手を生かす方法を考える。『風立ちぬ』で二郎は相手を死なせてしまい、多数のパイロットを投身させて、「生きて」と言われる。