安田顕さんが、自分は恥ずかしがり屋の目立ちたがり屋だ、という話をしていて、この、恥ずかしいけど目立ちたい、目立ちたいけど恥ずかしい、を両立させるものとして〈書くこと〉もあるのではないか。どこからかふっとやってきて、みみもとでさっと話して、また、ふっと去っていくような〈書くこと〉。