是枝裕和『万引き家族』。セリフが意図的に聞こえづらかったりもするが、それがかえって逆に、そもそもひとがはきはきしゃべることはふだんないのになぜ私たちはドラマや映画ではきはき話す人間たちしか見ないんだろうという根っこの問いをひきだしている。是枝映画は、話し方に生活のリアリティがある