上田慎一郎『お米とおっぱい』。お互い名前も知らない五人の男がお米とおっぱいこの世から無くなるならどちらを残すかを全員一致の決がでるまで話し合う。キャラ設定やオープニングの綺麗なピアノ曲等三谷幸喜『12人の優しい日本人』を思い出させる。『カメラを~』も『ラヂオの時間』を彷彿とさせた

上田監督の作品は三谷幸喜作品のきれいな感じをあえて少し落としたところからもう一度考え直したらどうだろうみたいなところがあるかもしれない。もっと身体に近づいた場所からというか。もっと欲望を張り巡らしたところというか。