アントニオーニ『太陽はひとりぼっち』。けだるい顔を描いたらこのひとの右に出る監督はいないんじゃないかと思うくらいアントニオーニ映画は顔がけだるい。楽しい水遊びをして笑った後に突然このけだるい表情をみせる。けだるさやだらだらしたものが映画になってしまうことの発見。