新宿新南口にある紀伊国屋の洋書売り場。
一時期、 ほんとうによく通った。人文科学系の洋書が豊富で便利だ。
ワンフロア半分を使い切っての、どでかい洋書売場で
ちょっとしたジョギングさえもできる(でも、走らないほうが、いいよ)。
雨にぬれないでJRからタカシマヤコースを抜けて
直通できるのも、うれし楽しい(人生に「うれしい」とか「たのしい」はちょくちょくあっても、「うれし楽しい」ってのはそうそうないよ)。
タカシマヤからの空中回廊がほんといいんだ。
ああいうのをとうとつに見つけられるから
ひとは都会でも生きていけるんじゃないだろうか。わたしは、そう、おもう。
帰りに東急ハンズに寄って帰れるのもグッドだと、おもう。
あの誕生日にパンパカパンするやつとかも、買って帰れるということである。
東急ハンズにはなんでもある。愛は売ってないが、愛以外なら、なんでもある。
なぜさっきわたしがだしぬけにグッドなんてことばを使ったのか、
わたしはわたしでちょっと不思議なのだが、
きっと洋書売り場についての記事で、しかも最終回だから、
最後にグッドっていいたかったんじゃないかな。
ありがとう。